SSブログ

スカット窯(スカットキルン)陶芸窯 [講演会Rica、雑誌掲載]

スペインタイルやイタリアタイル、陶器を焼くのにちょうどいい陶芸窯。もちろん、和陶の高温、上絵付けも、工房でどんどん作っています。
2009,2,21発売陶芸専門誌「陶工房 No,52」に「スカットキルン」を使っている作家訪問で、poco工房を取材していただきました。
とっても美しい専門誌で、陶芸教室の生徒さんも楽しめて、プロも研究できる、ありがたい本です。
ぜひ、ご覧下さい。全国書店で発売中~

「陶工房」の編集長氏が東京からやってきて下さいました。 
日本での代理店の社長も明石から駆けつけて頂いて、ゴージャスなお話もたっぷりな取材一日でした。  皆様、遠い所、ありがとうございました!

toukou.jpg

http://www.seibundo-shinkosha.net/mook_index.htm

artfactry.jpg
http://www.art-snk.co.jp/skutt/index.html

掲載の記事はこちらから。スカット窯HPへ
http://www.art-snk.co.jp/skutt/question/tokobo52.html

12toji52.jpg11toji52.jpg

******

さて、窯の取材の件で、思い出しました。

スカットキルンの形。

バルセロナから、パリに3週間(友人宅居候)時に、
(清水の絵付け師だった大学時代の友人が結婚退職後、パリにいた)
パリの絵付け教室に一緒に連れて行ってもらった。
マレ地区というのか、、ピカソ美術館の近く。
パティオ(中庭)のあるアパルトマンの一室が、絵付け教室の場所。

パリの絵付け教室で、
私は、スペインの絵付け教室をしよう(バルセロナのピカソ美術館の地区で)と
決心した場所だった。

その天井の高い、アパルトマンの古い室内にあった窯の形が
スカットキルンと同じような形だった。

帰国後、その友人も東京で購入したのがスカットキルン(スカット窯)だったし、
それから数年、
室内に置く窯として、私も。。。

当時、日本で初販売だった、100Vで使える最大サイズの窯を購入することに。。

長い長い道のりがあったのですが、、
そもそも、工房のMakiさんの窯は巨大!芸大の彫刻(陶芸)をやっていた勢い。
オトナが二人しゃがんで入れる(お風呂よりも巨大)なサイズ。
その窯に、当時、カルチャースクールや市民講座などで30人、50人と大人数だったスペインタイルクラスの作品や、私の「毎月のように」やっていた「個展(販売)」の作品も、ばんばん焼いていたけれど、やはり、大きすぎた。

 私の持っているテストピース窯は小さすぎ。

別の友人の工房の、ちょうどいいサイズの窯で焼いてもらっていたり、

やっぱり、3基目の窯を買おうと、探して。

窯の工場まで行ったり、それも楽しかった。。(大阪の伊丹空港そばには、窯を作っている工場があった!)
 (バルセロナでも、窯工場まで行ってみたよ〜、、窯買うのに、わざわざ工場まで行くなんて〜ねえ〜〜趣味の世界だわね〜)

窯工場で「特注」も考えていた時に、
ちょうど、日本発の日本配電規格の工事不要の窯としてスカットキルン714が新発売!!だった!!
説明書の日本語訳が後から送られてくる程のトップバッターでした。
読んでも不安なときは、発売元の「神港」さんに電話すると、
親切に、と〜〜ても解りやすく教えてくれて、私の「マジョリカ焼の特殊な温度曲線」にも
あうような設定も的確に教えてくれました。
ボタン一つでちゃんと焼けるのよ!!オール制御のなせる技です。びっくり〜

以来、とっても重宝している「宇宙船のような陶芸窯」です。
太陽の顔がかわいい〜。
工房もおしゃれな「パリの陶芸工房」みたいになったかしら〜


sukutt.jpg

*******
spaintile_po.jpg
こちらは、今月のおめでとう〜。ウエディングタイルです。




nice!(2)  コメント(0) 
共通テーマ:アート

nice! 2

コメント 0

コメントを書く

お名前:
URL:
コメント:
画像認証:
下の画像に表示されている文字を入力してください。

この広告は前回の更新から一定期間経過したブログに表示されています。更新すると自動で解除されます。