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マジョリカ カップdeAKIKO, TAZA [食器]

Machiさんにつづき、AKIKOさんのマジョリカ焼カップ
スペインではカップの事をTAZAタサ。
焼き上がりは、デパートでも手に入らない!エルメスのアフリカンよりずっと「濃い」アフリカンなマジョリカ焼です。(当然、工房には「見本」なんて〜のはないので、オンリーワン!)

技法はバッホクビエルタ。日本で言うと下絵付けなんですが、ちょっと違うのは、上に掛ける釉薬と顔料とわけるのですが、ややこしいですが、pocoのバッホ用の顔料はマジョリカ(釉上顔彩)でも使用できる両刀もの。
ガッコーでマナブものではなく、pocoでは、pocoricaが製品つくりとして使用していた材料をクラスにも使ってもらっています。
この顔料は、バルセロナで売っていた「アメリカ製」のものと、マドリードで売っている「イタリア製」のものを使用。
食器にも安心して使える21世紀の焼き物の材料とも言えます。
上からかぶせた釉は、瀬戸で作られているので、食器用としても、制作途中でも安全です。(日本の陶芸材料は、環境にも、特に厳しい規格です)

ココ一番の目覚めのアフリカンコーヒーに!
ciao!Bella!akki~大満足!
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ながいひと
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カップの中にも絵があったっていいじゃないか〜
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赤いひと。顔料の名前は「エンジンレッド」だった。イタリア製顔料。
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ひとひと
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baby_pink

カップすっごく色鮮やかで素敵!!
中に絵が描かれているのってちょっとした
オシャレでいいと思います☆
マジョリカ・・・っていう事は・・・
あの鍋も一緒なのでしょうか?
by baby_pink (2009-10-18 07:29) 

スペインタイル陶芸工房pocoApoco

ciao! baby_pinkさん。
早速大丸ピーコックで、あのお鍋発見!(前にもみた事あったんで)でも、お値段もよろしくて、手が届かなかったです。色は違う色でした。
マジョリカ、そうなんです。同じ。だけれど、3世紀ぐらい違うので、同じでも違います〜。pocoapocoで再現している材料が使われていた頃は、まだ、フランスには食器すらなかった時代で、イタリア、フィレンツエからカトリーヌ ド メディチがルイのところにお嫁に行くまで、フランスに食器はなく、木の机を彫り込んでシチューをよそっていたというぐらいに違う。そして、お鍋のマジョリカはそれよりさらに数世紀前のイスラムの世界で作られ、たぶん、イギリスで19世紀の産業革命後に改良され、、フランスでお鍋に!だと、、思ったけど、たぶん、ホーローの意味のマジョリカだと思うわ。
ホーローも、ガラスを焼き付けるので、マジョリカなんだけど、前にホーローの作り方を聞いたんだけれど、うまくかけません。
陶器のマジョリカだと、
http://spain-tile-poco.blog.so-net.ne.jp/2009-09-30
こっち系の質感に似てるかも??
by スペインタイル陶芸工房pocoApoco (2009-10-24 16:53) 

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