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アンティークマジョリカタイル [スペインタイル]

antiquemallo.jpg
上級者用の絵の具、
アンティークマジョリカ(イギリス19世紀復刻用):日本製
窯変釉ともいいます。

右上:Reinaさん リベンジアンティークです。
右下:Yukieさん アンティーク初チャレンジ
左下:Hisakoさん 中級者 色見本的に制作

Reinaさんは、INAXの資料より、希望の市松を持ってこられていました。そこで、同じ発色の色を使って、市松だけでなく、課題のセットにチャレンジしました。この作品は、みんなは、「ネグロ釉最初」課題で、ネグロ+10番。ネグロ+14番を使い、他は自由というモノです。
Reinaさんより
「前よりも、うまくぼこぼこ?が出来たような気がして嬉しいです。
焼き上がりを見て、どんどん次の課題が出てくる事が楽しみで仕方ありません。
キケンオレンジの窯変も、味わいがあって良いですね。』

Yukieさんの作品は、「飴釉最初」課題で、飴の濃淡を学習します。17サーモンと組み合わせや、11タンガリーでの組み合わせを推奨しています。
今回は「やってはイケナイシリーズ」を意図的に顔料のせ。やはり、ブクの原因にもなっていますが、うまく出てるラインもあります。
Hisakoさんは、中級者です。前回は「ひまわり」時につきっきり指導だったため、今回は、自由に、おさらい。角クエルダ大、角クエルダ細長を学習する作品と、釉の実験を併せた習作。中級色(ライラックマテ)、難しいネグロ、問題なし。タンガリーの濃度、飴の細い部分での濃度を学習できます。同じ釉でも、面積やクエルダのカタチによって、載り方が違う事を体感できる課題です。

上級者向け釉ですが、希望により初級や中級でも果敢にチャレンジされています。
扱いが難しいので、中級時点で、初心、初級の課題をクリアされた方だとなんとか使いこなせるという、独特のものです。
最焼成の可能なものと、最焼成後にブクが出る場合もあります。
また、焼成前には、完璧に見えても、焼くと様々な問題点も見えてきます。
また、一色で5〜7段階トーンを作られると、解りやすいです。

アンティークマジョリカ釉
織部系 Olive, GreenA,GreenB
ブルー系 BLUE, T100, BLUEgreen
茶系 飴
などが窯変しやすいです。(シュガーや危険釉周辺で)

こちらが焼成前
antiquetile.jpg



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