イランのタイル [グラナダ,セビリア,ウマイヤ朝]
イランのタイル。クバチ手とよばれる絵柄を
グラナダシリーズで。大阪シュガー釉使いのアンティークタイルが焼けました。
結晶釉のマジックです! シュガー釉使いはグラナダ3。
mayumiさん作。
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スペインの陶芸は「タイル」の歴史です。
タイルとは四角に切った板ものの「陶器」。
スペイン陶芸はヨーロッパ陶芸の母であり、ここからイタリアオランダポルトガルへと各地で発展していったのですが、そのスペインへは
アンダルシア:グラナダの「後ウマイヤ朝」がスルタンの住む最後の都だっため、イスラム社会の影響をうけています。そして、当時のイスラム社会の陶芸技術が、スペインを通し、ヨーロッパの陶芸の基礎となっている訳です。
スペインの焼き物はアラブの国からの文化的恩恵です。
日本の陶芸は中国と韓国からのミックス焼きですね〜(今でも地方に寄ってロクロの成形時と削り時の回し方が違います。ちなみにわたしは、成形では右回り、削りでは逆回転です)
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