SSブログ

ウイリアムモリスの絵タイルToshi [KaoR生花タイルシリーズ]

tosho11_11wil.jpg
ウイリアムモリスタイルも日本の材料とToshie(中級在)の技でこんなに素敵。
課題はたくさん入っていますが、
 初級で学んだ
  1,ダンガリーブルー(日本色:「藍」)の発色(難易度高い)
  2,カルタジローネタイルで学んだ技法
  3,ガラス釉ピンク系3色(これは、最初のブルーモスクタイルpart2で学びま    す)
  4,フレーム割り(オパコ3cmで行います)
 中級の方で、上記未履修の方は早速お試しあれ。制作の幅が広がりますよ。
それぞれの発展です。
 加えて、上級色 織部4色より一色を追加。

ウイリアムモリスは、19世紀イギリスの産業革命時なので、日本の陶芸の色が濃く影響されています。和風色を巧く使ってイギリス風。
このように、受講者に寄り添って、受講者の作りたい作品へご指導するのが、pocoApocoの自由制作ですが、デザインに寄っては、課題に入らない場合もあります。(アンティーク;古典に学ぶのが主体なので、古典作品は課題への変換が容易です)

さて、作品制作のつづき。もっとアンティークにさせたいので、ここは18世紀スペイン陶芸の技法で制作して頂きました。(大元のイギリスタイルでは、この技法ではないので)(最近ではスペインタイルの技法なんて、間違った日本語も使っていますが、というか、その方が解りやすいかも。でも、正確に日本語訳では、「スペインの陶芸技法」であり、「スペインの陶芸を語るには、タイルの歴史から」というわけです。「日本の陶芸を語るには茶道具、食器から」と、いった感じです。 窯を使って焼く「タイル」は、日本語訳では「陶芸」なんだよ〜っっ。お間違いなく。それと、ポコポコした凹凸のあるタイルはイタリアでは異教徒なので、本筋はスペイン(イランより)です。筆で描く技法がイタリアタイル(陶芸)が有名ですが、こちらは、スペイン発祥ですよ。通常、ヨーロッパでは異教の技法は混ぜないのですが、ここは大阪アルハンブラ(異教をそのまま使う)なので、OKだ!!(一人ウィキペディアでした(笑)
なので、スペインに「タイル留学」を、という方は「陶芸留学の一部」ですっっ。


nice!(1)  コメント(0) 
共通テーマ:アート

nice! 1

コメント 0

コメントを書く

お名前:
URL:
コメント:
画像認証:
下の画像に表示されている文字を入力してください。

この広告は前回の更新から一定期間経過したブログに表示されています。更新すると自動で解除されます。