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トルコタイル(絵皿)のユーチューブです。 [トルコタイル]

さて、スタジオpocoApocoでは、トルコへ!!
Hisakoさん(7年間毎月2回欠かさず受講)の
マジョリカ土(スペイン製の土を同様の成分で日本で調合した日本製)。
(全く知られていませんが、彫刻系の陶芸家なら、こっそり知っている(笑)。もともと日本でも工業製品用として作られています。それをスペインと同質にあわせて。)
土からこねて、カタチを作って、素焼きして。
イタリア製の食器用絵の具で(日常使いに安心な安全な材料です)
絵付けをされています。
さて、ユーチューブでとくとご覧下さい。(笑)限定公開です。
撮影当日、制作中にスタジオ内で流れている音楽はトルコのCDやさん(たぶんフナック)で、勧めてもらったトルコのイケテル音楽と、、、pocoのおすすめ音楽です。


余談ですが、材料の事。。。その昔、pocoの行ってたガッコーは、虎のアナのよう。材料も自分で調達しなくてはなりませんでした。(通常、どこの留学先でも土やら材料やらはガッコー内のものを使うのですが)pocoの留学先は、それらのガッコーを卒業した人たちが制作しにくるガッコーだったのだった。。そこで鍛えられた材料屋さん通い。(さらなる余談エピソードもたくさんありけど割愛)
、、もちろん、日本の芸大時代も先輩から受け継いで、材料もみんなでまとめ買いなので、結構、日本の材料にも強かった。。

そんなこんなで、スペインやイタリアの材料を日本の材料に置き換えて作る事が可能になりました。

さてさて、スペインの白土ですが、確か、バレンシアの工場地帯をうろうろしていたときに教えてもらったのが、スペインの白タイルはポルトガルからの輸入品。白い中温用(マジョリカ用)土はイギリスからの材料輸入とのことでした。
どうりで、白タイルは茶タイルより高いはずだ。輸入品だったのだ。。。そして、日本。日本の白タイルは、もっときめが細かいつるつるお肌。それを、pocoApoco専用に調合し直してもらって作ってもらっています。というのも、その日本の工場とpocoRiとの共同制作で日本の国際美濃陶芸コンクールに出品するというプロジェクトを行ったぐらいに。

というわけで、pocoの材料はすべて特注品。工場ではアホやなあ〜と有名です。。。(笑) だって、日本の陶芸(窯業)ものは、規格が世界一厳しいので、妊婦さんも使える程安全だし、、当初の5年間pocoの生産量は、はんぱでは無かったので、(作って売るという陶芸的生活だったため、とにかく大きな皿やタイル。製法がいわゆる「スペインタイル」とは違うため、めっちゃ汚れるんである。もう、粉だらけ。)なもんで、自分の身を守るため、安全にこだわったのでした。

が、、、今年、また、人体に害を及ぼすが、奇麗な色の材料をバレンシアまで仕入れに。しかも、膨大な量。(バルセロナでは番号が変わるためと、バルセロナのものは、モンセラットの見える麓のカタルーニャのものも含まれるので、ややこしい。と、慣れ親しんだバレンシアの奥の田舎町まで友人の車で連れて行ってもらって、、、、バレンシアの駅では、有毒ブツだからと、コインローッカーに入れてもらえず。。。きっつぅ〜。。もちろん超反論しましたが、、、)

という有毒な材料をバルセロナでもpoco一人で使っており(バルセロナのスタジオはみんな安全釉のみ使用していたので、
 余った物は全て日本に郵送し、危険だけどきれいなので、スタジオで使っていますが、かなりマズイものですよ。みなさん、換気には十分注意し、うがい、目洗い、しっかりと。 (喫煙者はいないかもしれませんが、喫煙すると甘く感じる程、やばいんです)でも、もちろん、教室使用程度の少量なら気にする事もないでしょうが、職人的に膨大な制作をされる場合は、特に、将来妊娠の可能性のある方は、気をつけましょう。 毒物です。日本の下水にも流してはいけません。乾燥させて、燃えないゴミで捨てて下さい。 全日本タイラーの皆様へ。よろしくねっっ
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