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クバチ手とグラナダ焼 [グラナダ,セビリア,ウマイヤ朝]

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スペインタイルを学ぶには、スペインとアラブの歴史、グラナダを最後の王都としたウマイヤ朝も必須であるが、(アラブからスペインへ)

はてさて、トルコでは、、、
トルコタイルまで研究するとなると、もう、スペインどころの比ではなくなっちゃうのだが、(トルコから中国へ、中国からトルコへと、、)何はともあれ、「重要」な図案には変わりない「クバチ手」と呼ばれるものがある。
さて、クバチ手は、スペインのタイルよりもっと時代も古く(だって、イスタンブールがコンスタンチノーブルなんだもんっっ)、まあ、このクバチ手によって、タイルの技術が上がった画期的な時代ということで。
技法は日本の陶芸と同じ下絵付けなのだけれど、焼き上がりはマジョリカでも再現できると思い、やってみることに。

そして、そして、古代のデザインを現代の作品に置き換えて出来上がった!
Kaoritaさんのクバチ手Kaoritaオリジナル。
同じくKaoritaさんのグラナダ焼の復刻(ただし、日本のオリジナル釉である結晶釉で銅の窯変を体験してもらいました)
DSCF6263up.jpg
焼成前↑
焼成後↓
kaorigra120208.jpg

Kaoritaさん、京都より毎週土曜日参加。古典を中心にマジョリカオンリーのコース。(古典が新しい) 美大出て間もないので、絵筆ものびのび。気持ちよく描いて頂いています。 本日は、粉状の上に描く、とてつもなく筆の動かない状況を体験していただきました。焼き上がりに乞うご期待!
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