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食器用マジョリカ絵皿(手作り:イタリアのエンゴベ使い) [絵皿]

アフリカ食器 イタリアのエンゴベです。
Reinaさん。お皿の3枚目です。
の、焼き上がり。
saraagari.jpg
細部は、エンゴベの「掻き落とし」
(ソカラト、エンゴベ課題で学習済み)
「掻き落とし」は、釉や、アメリカの絵の具では、できません。
エンゴベのみですが、通常のスペイン製マジョリカ用エンゴベの場合、細かな作業には不向きです(ぽろりとはずれるため)。そこは、現代の絵の具、イタリアのエンゴベで(日本でも名古屋の会社よりアメリカ製ダンカン社のものが、ネットで販売されています。50mlで1750円/48ml一色につき)。この絵の具、イタリア現地の工房(ファエンツア)でも、使われておりました。とても使いやすいです。
sarakado.jpg
いままでとは違った技法、違った絵の具で制作。
イタリアの21世紀の化粧土(エンゴベ)使用。
一部、足りない色には、アメリカの釉を使用。

はじめての技で、厚塗りになった部分は、一度焼きのあと、
釉化してしまい、
施釉時に「デルフト釉」(食器用、日本製)がのりませんでしたが、
そこは、アメリカの食器用絵の具、ぶあつくかけると釉の変わりになりました。
エンゴベと混じっている部分は、釉がすくなく、ちょっとがさつきが出ましたので、日常使いには不適ですが、たまに、食器使いはOKです。
http://spain-tile-poco.blog.so-net.ne.jp/2012-02-15

DSCF6356up.jpg
DSCF6361up.jpg
Reinaさんの食器用マジョリカ皿(課題)
いい色、出てますねえ〜。カメレオンの色味に透明感が出ました!!

これを、施釉
sarayuu.jpg
釉の、載っていない部分は、アメリカの絵の具が濃すぎたためですが、釉化します。(ただし、エンゴベと混じっている部分は、少し釉がたりませんでした)
とは、いうものの、
マジョリカ土(日本製)と、デルフト:オランダ食器用釉(日本製)使いで、
透明感のある、食器ができました。(バッホクビエルタ:下絵付け)
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