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トルコタイル教室 イズニク [トルコタイル]

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Kaoritaさんのトルコタイル。(特別コース受講の美大卒者)
写真で解るかしら、通常のスペインタイルの光とは全く違う透明感です。これがpocoApocoの特製JP(じゃぱ〜〜ん)トルコタイル!(もちろん、イタリアタイルやスペインタイルの古典でも使用できます(中級者以上)
pocoApocoには、トルコのタイル専門学校に行かれた方から学校での図案が大量に持って来て頂いたり(昨年)、10年程前にもトルコタイルや陶器の輸入業の方が教室生に参加して頂いたり、トルコ大好きな集まりでもあります。
また、トルコのタイルは、絵画系の方の筆運びにはうってつけ。
現地の学校生より、日本の美大生の腕が勝ります。

 Kaoritaさん。毎回、生地とベース釉を変え、発色の体験制作を続行しています。
半年目のKaoritaさん(マジョリカコース「古典が新しい組」(笑)。ほぼ毎週制作。京都から通って来て頂いています。
もともと美大を卒業されてまだ数年なので、絵画の腕はぴか一ですが、それでも、ここまで筆を走らせられるようになるのに、半年X8時間というマジョリカ三昧の集中した制作を履修されたからです。
今回の使用土:スペインの白土(と同様の日本製まぜ土:ハイドといいます)
を、機会押しでタイル状に作って頂いた「特注タイル生地」です。
(いままでは、土から延ばして作っていたので、陶芸のエキスパートでもない限り、まっすぐなタイルは出来ていませんでした)
pocoApoco2012の新素材の発表です。
顔料:スペイン製
釉:日本製
図案:トルコ アヤソフィア陶芸博物館をkaorita流に。

 その昔、pocoApocoの受講者制作では、いろんな突拍子もない「わざ」が炸裂しておりました。むむむ。。そうきたら、こうすればなんとか出るか、、と、問答のような教室。それらの中から出来て来たすばらしい博物館級の色。
それが、現在の「履修内容」なのです。
今回のKaoritaさんの作品は、先人たちのさまざまな「成功(笑)」により、安定した「履修内容」です。

もともと、pocoApocoには持ち込み絵でタイルを作ることは、基本的にはやっておりませんでした。長堀に出て来てからこの数年ぐらいにカルチャー的に作られています。 
以前は、持ち込み絵の場合、かなりのデザイン指導を行っておりました。クエルダセカとはなんぞや!と、クエルダ作家としてのpocoの本領発揮だったのですが、どうも時代は変わり、カルチャーコースも人気です。

そんな中、最若者組のKaoritaさんが「古典は新しい」と、poco指導書を大切にして下さって、とても嬉しいです。 
今までの卒業生では、このように、せっかく学ぶのだからと、古典を自分の物に取り入れ、未知の作品を体験してきました。古典は新しい!


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