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画家によるマジョリカ焼き(食器)制作動画 [絵皿]


画家によるマジョリカ焼き食器制作(動画です)
Hisakoさん(マジョリカ歴7年、毎月2回以上継続)
もともと画家さんのHISAKOさん。筆使いはさすがです。
常には、ポコポコタイル制作を主に制作されていますが、今回、良い生地が入荷したので、是非にとお願いし、マジョリカの制作を行って頂きました。
マジョリカ焼きは、初心者でも発色するように、簡単調整を工房が準備していますが、上級の技となると、習得というより、むしろ、
画家の腕。に寄るところが大きい。

とうてい教室の枠を超えての制作です。
(教室としては、素材や技法の習得になります)
うす塗りでの発色が難しい。(うす塗りが美しく発色するのがマジョリカ焼きの特徴です)なぜなら、西洋の顔料は不透明顔料なので、うす塗りで「透明感」が表現できるのです。日本の陶芸顔料は透明顔料なので、濃くぬならいと発色しません。これが、大きな違いです。
さて、マジョリカ焼きの顔料はスペイン製とイタリア製。いずれも18世紀の古典タイル、陶器の復刻用顔料です。
ベースは日本製の無毒(無鉛)の日常使いの可能な食器用です。
トルコの焼き物の石英のような発色をするのが、マジョリカ土の特徴です。
また、うす塗りを何度も重ねて色を出します。(絵の具は混ぜません)。これが難しく、ポコポコしたタイルはどなたでも卒業時には完成できますが、マジョリカとなると、こちらは、画家の腕によって、それぞれ違ってきます。
西洋では、画家のための焼き物といわれている所以です。

DSCF8518web.jpg
DSCF8515web.jpg
DSCF8516web.jpg

1週目で出来上がりとのことでしたが、2週かけて描いて頂きました。
2週目も、前回と同じところを重ねぬりで、2周描き込み。
重ねる事によって、焼き上がりに深みが出ます。
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