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マジョリカ焼きは画家のための焼き物 [専門コース]

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マジョリカ焼きは画家のための焼き物
Kaoruさんの作品です。
15cmサイズのマジョリカ焼きは、3日間ほど、時間をみつけては描いている。
という、ご自宅制作。
(9cm程度の大きさで書き込みに8時間程度です。15cmとなると、その3倍はかかるとのこと。)常人なら、こんな重ねの途中で釉がはげ、作品どころか、発色しなくなることも多々あります。

教室では、マジョリカ焼きの基礎に、「スペインタイル」の技法を学びます。初心、初級。
次に、お好みでオランダのデルフト焼、ポルトガルアズレージョ、トルコイズニクタイル、イタリアマジョリカと制作というのが、pocoApocoのカリキュラムですが、それ以上にご自分の作品を作りたいと、KAORU焼き技法です。

通常、卒業までは、初心では一カ所に一色重ね。次に2色、3色と重ねます。
それでも、焼いたときに下の顔料との変化を想像しながら描くのですが、なかなか重ねも難しく(釉がはげたり)思うようにいかないものです。
KOARU焼きは8層以上、一通り描き、次に重ね、重ねを行い、「混色」せずに、「重ね」で焼き上がりを想像しながら描きます。

卒業後の生涯制作へ。ここまで表現できる!と、公開致します。
赤を表現するのに、一体下に何色重ねている事か。
お見事です。

ちなみに、Kaoruさんは、ディプロマのつく、通常の講師養成+アーティストコース受講中、こちらは、課題に沿って制作。それとは別に自由制作ディプロマ外の生涯アートコースにて、もっと研究過程。こちらは、ご自宅制作ですメインです。

現在、この、 生涯アートコースで、ご自宅制作メインの研修過程は、Makyさん(卒業後)も研究生です。
また、半分程度をご自宅で、閉めは工房での、ミックス制作も、ディプロマ外ですが、Tosieさんの復習+自由技法制作や、Junkoさん(カルチャコース8年生)の自由制作の作品もそうです。

沖縄のMariさんの作品は、ご自宅宿題で、全てディプロマに入っています。(復習制作のため)
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