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マジョリカ焼 絵皿を手描きで [絵皿]

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北海道からYusakuさんの制作。
以前、イタリア、フィレンツエ郊外の作家の工房でステンドグラスを作りに行かれたときに、現地のマジョリカ焼きにも興味をもたれたそうで、
今回は、イタリアの工房で1週間制作するように、大阪で二日間でつくって頂きました。
先日の続き。マジョリカ焼絵皿を手描きで。
小ぶりの絵皿にしっかりと古典顔料で。
「創作」には、じっくりと時間をかけて頂きました。
初日レッスンは14時ー18時ですが、20時までの時間内にブレーンコミュニケーションを含めています。
二日目14時ー18時。こちらも20時までブレーンコミュニケーション
アーティストコラボレーションの特徴です。

pocoApocoの古典顔料には、いろんな国のセットがそれぞれの用途によって使い分けられるようになっています。
今回の顔料は、スペイン製とイタリア製を使用。
この生地のベースには、タイルの時とは違い、無鉛顔料を日本で調整し、「すいひ」させた顔料をメインに。
(「すいひ」顔料の使いは、イタリアのファエンツアや、スペインのバルセロナの製法です。 逆に、フランスや、スペインのバレンシアでは「すいひ」は行わず、粉をパレットに盛って使います。)ちなみにpocoは、ファエンツア、バルセロナ、バレンシア、パリの4都市でそれぞれ制作体験済みです。(もちろん、工房にもよるのでしょうが、だいたいそんな感じです) 

今回の制作途中、絵を書き換えるというとんでもない大実験をおこないました。
さて、その部分、どんな変化になるでしょうか。(窯の中での変化を「窯変」(ヨウヘン)とも言うので、(主に釉の変化のことですが)今回は、絵を書き直すときに、釉をいじったため、「窯変」が起こると予想されます(筆のタッチに)。

作品は今、窯のなかです。さてどうなっているでしょうか。
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