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マジョリカ焼き実験工房 [土から。立体(食器)レリーフ]

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日本ではマジョリカ焼きは不可能と描かれていた、大学時代の陶芸の教科書。
しかしである、別の陶芸の化学の教科書にはマジョリカ焼きの土やら釉やらのデーターが載っていた。(んーじゅう年前(笑)
それからん〜じゅう年。
一体どれほどの土と格闘した事か。
一本につき10キロなので、簡単に実験といっても、なかなか。

ふふふ。pocoは、14年前のバルセロナで、当時バルセロナで入手できる土(フランスものまで)全種類実験して来たぞよっっ。

なんで、現在、清水焼を中心にいろんな土を実験し、ブレンドし、締まりや、扱いやすさの実験を継続しています。

ちなみに、スペインタイルと同じ時代のマジョリカ焼きとは、厳密には当時「山から掘られていた土の産地」イタリアのイフィレンツエ郊外の土で作られた焼き物の事からの名称です。
明治に日本に初めて入ってきたタイル。これがイギリス製のマジョリカ焼きだからややこしい。日本の陶芸界(美大など含む)では、中温陶芸、軟陶のことをマジョリカ焼と定義されています。
まあ、良質の土のある日本では、本来なら、マジョリカ焼きを作る必要はないのですが、高温締まりのため、発色に限界があり、画家のタッチがだせないので、やはり中温好きなpocoでは、マジョリカだわ。
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