マジョリカ焼のいちごどろぼう [イギリスタイル]
石英質の美しい透明感
上級者Norikoさん(2005年度生)の
マジョリカ焼きpocoApoco新技法です。
昨年、pocoriのトルコタイル研修で、お世話になったイスタンブールの工房で教えて頂いた石英質。 pocoApocoの素材で近づけないかと思っていたところ、上級者Norikoさんの制作時に、この絵でNorikoさんなら、もしかしたらと、ベースはpocoが施釉しておいたものを使用していただきました。焼き上がりにみなの驚愕の声!!ブラボーです。
施釉後、数ヶ月おいておき、ベースをつくります。(施釉のベースと、生地、また、時間によって、質感も変わります)滅多に出ない、ちょうど良い時期の生地。
焼き物の不思議ですね。
ここまでに、Norikoさんには、スペインタイル初心初級中級、イタリアルネサンスマジョリカ焼初級、ポルトガル17世紀、オランダデルフト焼、などを履修。
今回の石英質には、以前のMachiさん制作時のウズベキスタン世界遺産制作時やKayoさん制作時のウマイヤ朝大判タイルや、イタリアンマジョリカ大皿時、また、Kaoruさん桜マジョリカ大皿、MKさん中世ポルトガルタイル制作時のテクニックを応用していただきました。(進化するpocoApoco履修です)
ベースを変えると(ウズベベキ時や大皿時とは土を変えました。中世ポルトガル時とは顔料を変えました。)また別の美しさが表現できました。
作業工程は、描く速度の速いNorikoさんですが、最初の2回は通常に描いて頂きました。出来上がったところで、3回目に、同じ色の別の顔料でのせ、仕上がり。通常より、回数を増やし、一作品を仕上げて頂きました。
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