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オランダタイル [デルフト・ポルトガル,コバルト彩]

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進化するスペインタイル教室。

Akikoさん作。スペインタイル教室歴2004年より、10年目。
カルチャーコースで、月2回を継続。途中一年ほどの休会後、千里丘工房からはディプロマ制に編入。
Akikoさんのオランダ、デルフト焼です。
タイル教室は、図案も大切ですが、何より「工芸」。材料を体得し、理解して行く為に、頭だけの理解では解らない「体で解る」ために、数年の時間がかかります。
Akikoさんが、この土とこの釉のセットアップ制作にされる以前には、カルチャーコースで、土ものを制作。千里丘工房からは、この土に変えて、制作して頂いています。(最初はみんな、別の使いやすい土から始めます)
さて、今回は、以前にShoukoさんが、京都造形大のコースに行かれている頃に、やってみたコバルト彩を、最近、Mariさんの実験でうまく行ったため、もしかしたら、と、pocoRiの永年の感(教室実績に裏打ちされています)により、大成功した「石英質」。
これは、昨年のトルコ研修にて、イスタンブールの工房で教わった、前代未聞の焼き物の発色に近づくものです。
顔料は、イタリア製の食器用顔料(18世紀復刻用)を使用。一部、バルセロナの食器用顔料(これは、日本の顔料に似ているので、通常のバレンシア顔料の使い方とは違います。このセットのみに発揮する透明感です)

さあ、「石英」の輝きを、日本でも! タイルならではの表現です。(平面の焼き物でないと出ないんです)
なぜかというと、インテルメディオとpocoが勝手に名付けた(笑)、顔料が釉のガラスの中間に下がる、ガラスでサンドイッチされたような場所に留まる、ような溶け方をするため、立体では、絵が流れてしまうからです。(これも、とある事件によって発見しました(笑)。後日、アメリカの陶芸ではちゃんと名前があることが解りましたが、はっきり覚えていません。Haruさんがご存知でした。
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