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バルセロナの古典タイル [グラナダ,セビリア,ウマイヤ朝]

スペインタイル バルセロナアンティーク復刻。Mariさん作 
はじめてのロクロ使い。
スペインでの絵付けは、あまりロクロは使いませんが、イタリアは図柄的にロクロなしでは描けない程、ロクロ好き。さて、大阪、スペインタイル教室でもロクロ図案。
DSCF5104mari.jpg

バルセロナの古典柄。
この色、この図案は、2009年、ホテル日航大阪茨木での教室展のときに、
芸大教授の高評をうけ、「スペインにこんな作品があったとは!」と、驚かれた、バルセロナの古典です。
pocoApoco必須課題。
初心者には、乾燥していない状態で簡単に描けるようにしています。(顔料の乗りが上級テクの方がいい感じに出ますが)
上級者には、ボソボソしたところに描いていただきます。フレスコ画的な色のせが、美しさの秘訣。
この発色を、日本の陶芸で行おうとすると、それはそれは、大変。
だけれど、マジョリカ焼きなら、発色できます(poco特性裏技ならなお美しい。)マジョリカ焼きが画家のための焼き物といわれた所以です。もちろん、このpoco裏技も、偶然にできた裏技。たぶん、昔の人も、こうやって、技術があがっていったんだろうな、と、思います。焼き物の不思議発見(笑)

下の写真が、mariさんの同じ材料で初心コース技法の作品。
比較すると、違いがよくわかります。もちろん、それぞれ、いい作品です!
この初心技は、ソブレバーニョというバレンシアの製法です。日本の製法と同じです。
上の上級技は、カタルーニャタイルの製法。最初はみな、驚きます。私もバルセロナで最初に教わったときは、びっくりしました。
それに、poco技をプラスにした製法です。施釉方法に違いがあります。
DSCF6752mari.jpg

ちなみに、カタルーニャの製法は、昔からのpocoApoco生はみなやらされとりました(笑)。特に、凄腕は、makyさんです。
さらに、さかのぼること10年前ほど、Haruさんの集中講座中に起こった事件などで、(当時は教室用の技法は、全て、私のスペインからそのままの技だけでしたので、難易度が高かったため。今は、教室で成功率の高い製法として、pocoプラス技をお伝えしております)
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