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マジョリカ焼きの植木鉢(スペインタイルの発展) [KaoR植木鉢]

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スペインタイルは、マジョリカ焼きの一種です。
今月の植木鉢。Kaoruさん作。
茶色い土を、いかに白くするか。
さらに、その上に、いかに、顔料を載せるか。
膨大な順列組み合わせを実践中。

スペインタイルは、スペインの陶芸の一種。土を延ばし正方形にした物をタイルと呼びます。しかし、スペインの陶芸を語るには、タイルの歴史から。日本の陶芸を語るには茶の湯からといったところです。
さて、マジョリカ焼き。スペインタイルやカタルーニャの皿などがイタリアに渡り、当時クライアントだった貴族はフィレンツエ在。そしてフィレンツエは、イタリアンルネサンスの街。アカデミックな美術教育を受けたフレスコ画家たちが揃っておりました。そのフィレンツェから現在電車で数時間、ファエンツアという田舎町に良質の土の産する陶器の街があり、そこで、フィレンツエの画家達とトスカーナで発展して行き、世界中で「マジョリカ焼き」と、親しまれる焼き物になって行きました。
さて、日本では、日本画家がスペインタイルの材料で植木鉢をつくっておりまする。
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