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イタリアンレストラン 看板タイル プロジェクト [イタリアンレストランプロジェクト2013]

イタリアンレストラン 看板タイル プロジェクト

施釉編
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ついでに、pocoApocoアミーゴすへもマジョリカ焼きのおまとめです。
pocoApocoスペインタイル教室では、イタリアタイルもポルトガルタイルも材料を変えてつくります。(イタリア製の顔料あるよ)(ポルトガル製の顔料もあるよ)

1,施釉方法
バルセロナ方式の釉がけを行っています。
これは、私がバルセロナ時代に教わった施釉方法で、日本の施釉では行わない方法です。また、バレンシアの学校時代にもこの施釉ではありませんでした。

2,釉の種類
 教室ではスペインの鉛釉の色が人気がないため、
 もっと白い日本製の食器用無鉛釉を使用します。
 今回はスペイン製粉釉を使いました。

3,濃度
 ここで必ずボーメを計ります。
 粉と水の量は、バルセロナの場合、3倍以上の薄い釉。
(教室では、もう少し濃い目で、各自によって好みが違う)


日本の陶芸では、だいたいの感覚で施釉しますが、マジョリカ焼きは、現地でも必ず濃度をあわせます。(現地でも、趣味の焼き物や、教室などでは、濃度をあわせないこともありますが、タイル専門の工房では必ず濃度調整をされています)

4,釉がけ(バルセロナのラジョラス方式です)
 平行にした板(たたら板)の上にのせるように釉がけします。
(教室で使っているたたら板は、20数年前の大学時代の物ですよ〜(笑)
 教室では薄い釉は難しいため濃くて使います。

5,棚板で乾燥
 施釉後、1日以上かけて乾燥させます。
 乾燥時は、棚板状です。


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