SSブログ

金属的な輝きのマジョリカ焼 [Tomさん]

DSCF7345tomo.jpg

心斎橋駅ギャラリー出品用作品。
Tomokoさんの作品。
金属的な輝きは、織部の銅。ああ、素敵な飴。

pocoApoco特別釉(日本製)と、
pocoApoco特別技法。

この技法は、2000年になるまえぐらいに、梅田のナビオや4ビル地下でのスペインタイル教室を行っていたとき、
移動するために、ボソボソと、取れない日本の釉、
初心者でも簡単に美しい、しかも、スペインタイルとして、現地の博物館にあるようなテクニックを、、、と、
偶然に生み出した、pocoApoco技法です。現在では、逆に、スペインの教室でもpocoが伝授しております(逆輸出(笑)です。
ただ、この色は、日本の色をイギリスで発展した19世紀ロマネスク(アールヌーボー)のため、スペインでは販売されておらず、ベースからとなると、1ヶ月では無理なため、現地ではこの色は出せません。

さて、お色。
もともと、pocoriは、バレンシアとバルセロナで作っていたわけで、帰国ほぼ同時の古典で300点以上なわけですので、スペインの簡単釉使いでした。スペインではこれらの、既に調合された色のことを「ケミカ」と呼び、「陶芸家」は、ほとんど使いません。pocoriは、がんがん使いましたが(笑)

飴やら織部やらのハイパワーなガラス釉(19世紀色)は、その後、瀬戸の窯業工場にお願いし、pocoApocoオリジナル釉を作ってもらっていたのです。(現在は生産中止になっています)

さてさて、時は錯誤しますが、
そのスペインの釉の中にpocoriの大好きなピンク系(白タイル専用)があり、いまでも多用していますが、そのお色、ガラス系。

さて、そのガラス系と同じ色味で、もっとパンチの効いた脇役いろを、教室のために作ったのが、17サーモン。  アールヌーボーのガラスのマットなパンチ力のある色が必要だったため、当時のナビオ教室のために作った色です。
その後、毎日文化センター時にも同様に、スペインのガラス釉と同じ色味を、アールヌーボー脇役色に仕上げたのがティファニー。 pocoriが混ぜて作った理由ある色です。

これらのアールヌーボー的マットガラス釉が、今回も名脇役色になり、課題でも学ぶ、組み合わせで、最高傑作の今回のTomoko作品になりました。
nice!(1)  コメント(0) 
共通テーマ:アート

nice! 1

コメント 0

コメントを書く

お名前:
URL:
コメント:
画像認証:
下の画像に表示されている文字を入力してください。

今週の工房日程アートタイル ブログトップ

この広告は前回の更新から一定期間経過したブログに表示されています。更新すると自動で解除されます。