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ご自宅で陶芸窯 [窯]

窯の設置には、こちらのウエッブがわかりやすいのでご参考に。
有毒ガスがでるため、換気吸気を十分に。
http://www.shinryu.co.jp/electric/setup.html

尚、pocoApocoの推奨は、スカット窯です。
http://www.art-snk.co.jp/skutt/setti/sketch.html
(私が8年かけて探し、ついには日本初輸入サイズ登場時に購入したつわもの。それまでちょうど良いサイズと価格帯がなかったため、特注も考えだしていた頃に偶然日本専用ができた!!パリのアトリエでみていたあのサイズでした。)
http://www.art-snk.co.jp/skutt/users/user4.html#pic

*****
工房拝見。

IMG_8469kama.jpg

永年、だんなさまが、陶芸をされてらっしゃるMさん。
ご自宅工房のお写真を見せて頂きました。
最初、独立された子どもさんたちのお部屋だった2Fを工房に、と、計画されてらっしゃったそうですが、窯の計画へ。

窯を設置するためには、窯小屋をたてるか、ベランダ置きか。
木造建築の2Fに、窯を置くのは適当で無いため、いろいろと試行錯誤。 まず、窯を置くための下地です。コンクリートを流し込んだ台の上に窯を置くことに。
コンクリート台を大きくしてお庭部分に設置。 それならと、窯小屋をたてる。
それなら、少し大きくし、窯部屋に。 窯をたくとき以外は作業スペースにもなるし。と、素敵な窯小屋ならぬ窯部屋ならぬ作業場ならぬ、「ざ、アトリエ」。
11畳ぐらいのスペースを確保され、コンクリート下地で強化された窯部屋を増築されました。
ここで、窯焼成も、作業のできるアトリエも完成。全面窓で、換気も万全。 窯焼成のときは、外状態にもなります。 何度も窯焼成をしていたある日、寒いのでわんちゃんが窯部屋ですごしていたらしいのですが、焼成時に発生するガスなどで、気を失ったらしく、大騒動になったことも。 心臓マッサージなどで、難を逃れたそうで何よりです。
隣家への害などはありませんが、11畳程の窯部屋の場合、こういった事がおこります(pocoriも、気をうしなったことはありませんが、かなり感じます)

夢のご自宅窯へ、危険は伴いますが、恐れる事はありませんが、知識は必要です。ご自宅窯、Mさんのだんなさまなどの経験談は、とてもためになりました。

お写真は、mさんのだんなさまの窯です。コンクリート流しでしっかりとした土台の基礎です。(窯小屋ならぬ、窯部屋、いやいや、素敵なアトリエです。)


立派な窯部屋、窯小屋は、そうそう建てられるものではないですので、ガレージでの設置や、ベランダ設置や、使う時のみベランダへ出し入れできる窯だと安全ですが。
ベランダの場合、冬場は急冷却になるため、冷まし時に何らかの工夫が必要ですが、2月は避ける。ぐらいで大丈夫かな。また夏場に窯をたく、それまで、作り貯めておく、というのも良い案かもしれません。
床と、換気。 ポイントです。

窯小屋をたてるのはマンションなどでは不可能なので、pocoのお隣さんも、窯設置されているガラスのアトリエさんがこの秋より開始されてます。完全な換気システムが入っています。おとなりの工房は公開されていませんが、明かりのついているときに、覗かしていただくと一目瞭然ですね。また、ワンルーム等のマンションをアトリエにされる場合は、使わないお風呂場等で床がコンクリートベースの場所にも窯を設置できます。 

***pocoのスタジオも焼成時は、12畳ぐらいのいわゆる「窯部屋」に変身します。 全面窓、3方向窓。 換気扇。鉄筋。 万全を期しております。 この場所でも最初の1年間は、焼成中ずっとついていましたので、どの段階でどうなるか熟知しております。(それ以前の数年も最初からデータをつけ、マジョリカ窯曲線を検証しています)

スペインタイルに限らず、陶芸は、焼(窯)も、絵付けと同様に奥深い。制作と窯は同じぐらいの知識(パワー)がいりますが、だから楽しい。
もちろん、窯知識なしでも制作できるように、作品の焼成センターとしてのスタジオpoco窯を利用することも可能です。
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