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スペイン、イタリア タイルを日本で作る [注文・制作、施工例pocoApocoRica作品]

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15年前に大学の先輩や先生方のおかげで知り合った日本のタイル。
私の材料にあわせて、特別に作って頂いて15年。数年に一度大量に焼いて頂いている。
写真は、タイルカッターの失敗中写真。
タイルの端。日本のタイルは、女性の御化粧品のファンデーションの粉。を使い、作業工程は、陶芸同様。
生の最後には、白手袋をはめたおばあちゃんが、スリスリ触って、滑らかにする。だから、端切れも、捨てられない。

感動のタイル作り。これだから日本のタイルは、はめた時に美しい。
もともと、昭和初期に、富国強兵の一環で、始まった日本の窯業。瀬戸、多治見の最たる陶芸家達が結集し、日本の陶芸の全能力を屈指した焼き物が、日本の西洋タイル。
1960年代、70年代には、ドイツからヨーロッパ、アメリカへのシェア世界一だった日本の西洋タイル。
技術は、まだ日本に残ってる。
タイル好きが増えたらいいな。

15年前からネットでも発信し続けておりますが、もう一度。

もともと、施工用に作ってきたpocoApocoの看板や絵タイル。
日本の湿度では、イタリアやスペインのタイルは、外壁には使えないのです。(タイル専門業界では、厳禁なの。それを知らない業者さんが、イタリアタイルを外壁にタイル表札で販売されているけれど、大手の平田タイルさんでは、絶対にダメといってはる。 はがれるの。 タイルは呼吸をしています。湿度に敏感です。 あちらのは、地中海性気候用のタイルだし。 イタリアでは外壁に張る場合、アイアンをかませたりしているのが現状で半々ぐらい。 ポコポコとした質感のクエルダセカタイルは、イタリアで現地で外壁に張られているのを見た事ないです。 

うちによくタイル表札の茶色ベースでの質問を受けるので、ここでお答えしとこっと。 でも、かわいいので、はがれても良いなら良いのではないかしら。それに、業者さんは、陶芸の知識はないだろうし、事故が起こっても自分とこで作っていないので責任でナイと言えるし。 
私の場合は、個人で作っているのでそうはいかない。
 教室の受講者さんで茶色いスペインタイルで表札タイル屋さんになるとおっしゃって、来られていた方もいらっしゃったけれど、個人作品の作家として販売していただく方向へ。 商品としてではなく、愛をこめた作品として。 名前の出さない「商品」としての茶色いスペインやイタリアタイルの材料で、表札タイルやさんのネットビジネスは、うちの卒業生が失敗すると、日本でせっかく広まったスペインタイルを作っている全員に激震がはしるし、材料のことで、日本で作れなくなる恐れもあるからです。 

知らないからできる大胆なタイル販売です。なので、あいかわらず、pocoApocoは、とっても慎重に販売を続けています。ありがたいことに、ご注文は途切れる事なく、ずっと何か作って「研究しながら」おります。

最近は毎年バルセロナ買いつけの機会に恵まれており、
教室用に茶色いタイルも仕入れてきています。
3種間以上の滞在でないと、茶色タイルは入手不可能です。
一枚づつ割れないように、梱包して、自分で郵送しないとならないので。とても時間がかかります。
また、バルセロナでは売り切れている事が多々ありますし。

タイル事情でした。


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