バースデータイル [Toshさん2009]
上級クラスのToshiさん。おまごさんへのバースデータイルです。
RURIちゃんのRiは、すもものRi. なので、すももデザインです。
ぷっくりと、きれいに焼き上がりました。
上級クラス生になると、つるつると焼き上げる事が出来ます。
今回はスペイン製の鉛釉を使用(一部、スペイン製の鉛ナシ釉、日本のヒワ色に似た甘い黄緑)。
ところが、ガラス面のようなつるつる質は、日本釉で徹底的に4年間制作してきたから、差がでます。スペイン釉は、簡単に発色するので、どうしてもツルツル感が解らないのですが、日本釉で鍛えて行くと、実感しやすいの。
いつもの磁器質タイルとは違う、レンガ質。どうしても、焼き上がりが暗くなる。でも、そこを、なんとか明るいイメージに。pocoriも考えました。
では、制作行程。
こんな色味を表現したい。
けど、暗くならないように。明るい印象を出すのは、どれがいいかな。
選んでいただいた「緑」。それなら、こっちの「緑」かな。こっちの色かな。
バックは真っ白?それなら、部分に使って、こうやってみる?タイル問答のようなクラスです。
立って、全体を見ながら、デザインを決めます。
立って、全体を確認しながら、色を「想像」していきます。
タイルは、離れて見るものだから。
一週目、図案作り。ご自宅で作られた下絵を使って、デザイン指導。
切ったり、拡大したり、全体をまとめて行きます。
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