スペイン古典タイル [ソカラト]
ソカラト大阪 [ソカラト]
陶土は、税関で持ち込み禁なので、乾燥させ粉にしていた友人も。バルセロナ土と同品質を日本製で混ぜてつくり、長年寝かして使用します。
食器以外なら、清水の土でも代用可能。関西は産地が多いので助かります。
女子力アップな体力シゴト(笑)
ソカラト [ソカラト]
版画家の田村貴子さんが作りに来てくれました。
(pocoAmigosのNorikoさんと一緒に)
作家さんとのコラボレーションに作って頂こうかと、あれこれあれこれ。
コラボレーションではなく、
古典作品をつくってみたいと、土からのソカラトを行いました。
また今度は、貴子さんの作品でマジョリカ焼きにしていただきたいですねっ。
きっとニュアンスが合うと思います。
16年間ニューヨークで生活。あちらで始めた版画は、ニューヨークや
日本では神戸高島屋の画廊で毎年個展をされています。
さすがの画家さん、ソカラトもシャープなラインです。
彫り込みは大阪ソカラトの特徴(笑)。スクラッチ入りで出来上がりです。
通常スクラッチは、エンゴベ1で履修。
ソカラト1は、ビスク上に描きます。
ソカラト2では、土からこねて描きます。
ソカラト [ソカラト]
「ソカラト釉」は「絵画」表現は不可能だったが、教室開始より10年目にして初めて、KAORIさんの手により「絵画」の域に達した。 Kaoriさん(美大卒)によるソカラト。ソカラトとは、カタルーニャの言葉で素焼きの意味。 この絵の具は鉄と土で出来ており、とても伸びにくい。
顔料の「のび」を、様々な産地の顔料によって違うことを体感してもらっている。
みなさんもご存知のとおり、スペインの陶芸絵付けは、陶芸界では常に「酷評」しか得られない。デッサンが狂っているのである。(バルセロナの世界遺産に貼付けてあるタイルなどは別格です)
その点がイタリアなどのアカデミックな美術教育を受けた陶芸絵付けと、大きく違う点である。そんななかで、このソカラトだけは、とても興味深いデザインシリーズであった。
ソカラト 1 [ソカラト]
pocoソカラト1
SayumiさんとMayumiさんの作品。
いずれも焼成前。焼成後はもっと色の差がでます。
手がまっかっか〜になりながらの制作です。
ソカラトはスペインでは釉としてあつかわれていますが、
どう考えても、化粧土でしょう。
以前、食器使い用にソカラトをやってみました。
もっと黒く薄く焼き上がり、鉄の含有というよりマンガン系にも思えました。
(Kayoさんの食器でした)
スペインのソカラトを大阪で [ソカラト]
こちらが本場スペインの最古タイルといわれているソカラト。
もともと建築の梁のように使われていた大判タイル。
それを装飾タイルに小さくして、大阪で作っています。
ソカラト2の課題です。
Kaoruさん作
使用顔料:バルセロナ製
ソカラト 土からタイル [ソカラト]
SayumiさんとMayumiさんのソカラト。
なま土をこねて、土からタイル作りをします。
もっとも古い西洋タイル技法の再現を大阪流に。
大阪ソカラト [ソカラト]
バレンシアーノもびっくり、Toshieさんの「大阪ソカラト」
ソアラトとは、「おこげ」とかの意味らしく、パエリャー鍋の底についているごはんのおこげ部分もソカラトらしい。
大阪ソカラトは、逆に生菓子系かしら。
Toshieさん 40回程の受講済み。受講歴1年ちょっと。なかなかこんな色は出ませんね〜。いい感じです。(だれだぁ〜土からタイル、嫌がってたの?)とっても素敵でしょ!
ソカラトタイルアンティーク [ソカラト]
スペインパルテナのソカラトを施行可能用に
オオサカ流にアレンジしたpocoApocoの南仏風ソカラト大阪。
写真上:左よりTomo-uさんReinaさん
茶ソカラトReinaさん 青:Yukiさん
写真下
左より
ReinaさんReinaさんYukiさんとPocoのグリーンソカラト。
アンティークタイルの勢揃いです。
土からソカラト [ソカラト]
前回、電撃ソカラトpocoを行ったのですが、磁器土がちょうど良い固さになっていたため、今回は、違うメンバーで制作してもらいました。
「(菊)土ねり」、「土ごろし」:Reinaさんと。
Reinaさんの手つきが、なんだかとっても良いのです。と、尋ねてみたら、パン屋さんで仕事していたこともあったらしい。なるほど。プロの手つきです。磁器土が美味しそうなパン生地に見えちゃいます。
がぜん張り切るpocoとReinaさん。
この作業は、土の勢いをなくし(土ごろしといいます)、さらに固めにした状態で、一般の陶芸とは違うタイル用の土の準備を行います。(製法は陶芸と同じですが、固さを変えています。)
また、土練り(菊もみ)は、初心者が行うと、よけいに空気が入ってしまう恐れがあるため、pocoでは「必修」ではありません。通常は練り上がった土の良い状態から触っていただいています。(希望者のみの選択実習です。以前は必修でしたが(KayoさんMakiyoさんShokoさんHaruさん履修済み)陶芸経験者など、個人差も大きく、現在では選択にしています。)初心者には「板もの」制作が難しいため、現行の押し型を必修に変えています。
前回に引き続き、マジョリカ土ではなく、磁器土を使います。(食器用には、マジョリカ土ですが、装飾用には磁器でもなんとか焼き閉まります)
準備ができたところで、Toshieさん、TomoUさん参入。
さて、
大阪のソカラトはこんな感じ。
この板をたたら板と言いますが、なんと1985年に購入した25年ものの板。びっくり。永〜い事やってるなあ〜〜。。
こちらは、スペインのソカラト再現。(ちょっとpoco流。材料に一工夫しています。)それと、このあとエッチング技法を加えるとまた違った風合いです。
「(菊)土ねり」、「土ごろし」:Reinaさんと。
Reinaさんの手つきが、なんだかとっても良いのです。と、尋ねてみたら、パン屋さんで仕事していたこともあったらしい。なるほど。プロの手つきです。磁器土が美味しそうなパン生地に見えちゃいます。
がぜん張り切るpocoとReinaさん。
この作業は、土の勢いをなくし(土ごろしといいます)、さらに固めにした状態で、一般の陶芸とは違うタイル用の土の準備を行います。(製法は陶芸と同じですが、固さを変えています。)
また、土練り(菊もみ)は、初心者が行うと、よけいに空気が入ってしまう恐れがあるため、pocoでは「必修」ではありません。通常は練り上がった土の良い状態から触っていただいています。(希望者のみの選択実習です。以前は必修でしたが(KayoさんMakiyoさんShokoさんHaruさん履修済み)陶芸経験者など、個人差も大きく、現在では選択にしています。)初心者には「板もの」制作が難しいため、現行の押し型を必修に変えています。
前回に引き続き、マジョリカ土ではなく、磁器土を使います。(食器用には、マジョリカ土ですが、装飾用には磁器でもなんとか焼き閉まります)
準備ができたところで、Toshieさん、TomoUさん参入。
さて、
大阪のソカラトはこんな感じ。
この板をたたら板と言いますが、なんと1985年に購入した25年ものの板。びっくり。永〜い事やってるなあ〜〜。。
こちらは、スペインのソカラト再現。(ちょっとpoco流。材料に一工夫しています。)それと、このあとエッチング技法を加えるとまた違った風合いです。
ソカラト [ソカラト]
15世紀
ceramica plana partena 1455. soccarato es una plabra catalana que significa :biscochado:
日本では、鉄絵とも言われる技法。べんがらの絵付け。
生地が生の状態に、鉄やマンガンの重金属顔料で絵付けをします。
教室では、バルセロナ制の「soccarat釉薬」を使用しています。
応用として、素焼き後の生地には、鉄、マンガンに白化粧を
混ぜたものに、少量のしらたまを混ぜ、やきつけると、
定着が良くなります。
バルセロナで売られている、soccarato釉薬は、
洞窟壁画のイメージの色・・・
スペインの大地の赤い色。
絵付けのあと、ニードルで、文字を彫り込むと、ひと味ふえて
素敵な作品になりました。