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スペインタイル セビリア焼 [セビリア焼]

norimaru20130503.jpg


これこそスペインタイル。
Norikoさん、10年生(先月より、スペインタイル講師養成コースに編入)
によるザ、スペイン。
図案は、バルセロナに8年住んでいた陶芸家のXiekoさんが、帰りに買って来たセビリア焼より。

スペインの材料やさんには10番のアスールと同じ色売っていない。各工房で作られている色のようだ。
のに、このセビリア焼は、pocoの10番と同じ色です。

セビリア焼の為に、作ったpoco10番なのだった。

ちなみに、つい最近まで、日本でも、素人が陶芸材料を買う事は不可能だった。(最近というか、私が美大生のころですが)。 その後、陶芸ブームが起こり、だれでもが買えるようになりました。
でも、いまだに、専門の顔料屋さん(京都の清水焼き)などは、職人さんしか上手に買えません。
それと同じ。
スペインやイタリアでも、簡単に材料が手に入るわけではありません。
また、色を発色させるには、材料学の知識がないと怖いんです。
このあたりが、手芸と工芸の大きな違いだとおもいます。

スペインで材料を購入するためには、まずは、バレンシアのマニセス陶芸学校を卒業するなど、専門の知識を持った上で、探すのがベスト。マニセス陶芸学校は、材料学もちゃんと併設されています。
ちなみに、バルセロナとバレンシアで、私の知っている範囲ですが、ちゃんと材料学があるのは、バレンシアのマニセス陶芸学校のみです。 (日本の美大の陶芸には、かならず、あります)

無知に、「絵の具だ〜」とか、簡単に考えると、日本の河川が恐ろしい事になりますよ。
気をつけましょう。
ちなみに、日本で行われている絵付けのお教室で、ポーセリンとかチャイナとかというところは、材料が厳しく制限されているため、安心です。

つでに窯の宣伝も(笑)
窯も、ちょっと前までは、とても、素人が買えるものではありませんでした。
窯だけで車一台分、設置場所も小屋を建てるなど、とても富豪でもナイ限り不可能。 それが、陶芸ブームとなり、一般的になり、どんどん毎年良い物が手に入るようになりました。
ただし、窯の焼成は絵付けと同じぐらいの「知識」が必要。特にスペインタイルの材料は七宝焼同様、有毒なので、知識なしだと、怖いです。
でも、ちゃんとした「窯知識」の元、poco卒業生には、指導しますので、大丈夫。

バルセロナのマルク先生もおっしゃってます。恐れる事はない。ただ、知っておく必要がある。
そうですねっっっ
うんちくコーナーでした。(笑)
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スペンタイル 温度計 [セビリア焼]

スペインタイルのテクニックにグエルダセカと命名されているものがあります。日本では瀬戸地方の伝統技法です。
さて、その制作過程は、黒い重金属顔料で撥水させ、絵の具との境をつくります。
現在では、アンダルシア地方でお土産用タイルとして盛んにつくられていますが、pocoApocoでは、スペインのかわいらしいお土産タイルをアートの域にしようという試みです。そこには、19世紀にイギリス陶芸界にバーナードリーチが日本の民芸をアートとして紹介し、イギリスでスリップアートという陶芸がアートの域に入った民芸からアート。その思想です。(大げさですが(笑)
通常の鉛筆ラインは、このクエルダセカまでの練習技法ということですねっっ
では、
アート制作へ移るために、古典デザインをpocoApoco流に、作者の筆によって一枚一枚違うオンリーワンタイルを作って頂きました。(スペイン製は、工場でスタンプ押しのため、全部同じラインの大量生産とは違います。)
作者は、ジュエリー作家のKiiさんです。http://www007.upp.so-net.ne.jp/Studio_Kii/

DSCF5951iday.jpg
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セビリア スペインタイル [セビリア焼]

yumimaru.jpg
Yukiさんのセビリアタイル課題ができました。(焼成前)
手鏡になる予定です。
続いて、同じ技法で自由制作にチャレンジです。
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セビリアタイル(大阪産!) [セビリア焼]

sevillatile.jpg
写真上:姫路のYukiさんのセビリアタイル大阪(笑)制作中
 手鏡になります。
写真下:
 白っぽいタイル:Kayoさんの課題(数年前)
 赤いタイル:poco作
 金ふち:バルセロナで購入
 使用釉:日本製とスペイン製
****
別件ですが、
フェイスブックでpocoApocoの作品をご覧になられた、リスボンの大学の先生から書き込みがあって、、pocoApocoって、ポルトガルの陶芸作家かと思ってた、って〜。嬉しいねえ〜。大阪製だよ〜。
。。。と、ポルトガル語だらけのポルトガル村状態なフェイスブックになってました。ちょっと前までバルセロナ村だったのですが。。。
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アンティークタイル [セビリア焼]

ウエッブでは見えにくいですが、
金属的な光沢の美しい(10年ぐらい前に、毎日新聞社に表現していただいた文章より)。という表現が、コレだっっと思った作品。窯出しのときの驚きを、お伝えしたいです。

Rieさん作。
この制作にかかる前に、マケット制作。

使用釉:織部、アメ、九谷など、全て日本製。poco調合。
イギリス19世紀タイルが日本に入って来たころの色合いの表現です。

ガラス系日本釉の微妙な溶け方が、とっても「陶芸」な表現です。

rieoribe.jpg


↓下が、そのマケット(習作)
rieazulejo.jpg

http://spain-tile-poco.blog.so-net.ne.jp/2010-06-26

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スペインタイルの温度計 [セビリア焼]

kaoru01.jpg
Kaoruさん
スペインタイルといえば、これでしょう〜焼成前。
バルセロナで売られているタイル温度計『セビリア焼き』
を全部日本の材料に置き換えて、大阪風に美しく作りました。
〜顔料だけはスペイン製です。
pocoの課題です。中級以上で、基本制作時間は4Hです。
クラス2での制作希望者は、色指定で作りましょう。
上級以上では、自分色で作りましょう。
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