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時計タイル [Hisaさん]

Hisaさんの時計タイル。
焼成前です。
写真にフィルターをかけて、焼成後のラインの実験。
焼き上がりが楽しみです。

途中までは、アートコースでしたが、2011年8月より全員に、講師養成ディプロマ制度に移行した為、2011.8以降のディプロマは、11年10dip, 12年15dip 13年と合わせて、1級修了。

ただし、2009年以降をあわせると、もうすぐ3級修了の、経験値をお持ちです。

それ以前の3年間の毎日文化センターでの経験値も含め、現在工房での新色、新技法制作と、
ご自宅制作も。
ご自宅制作は5級修了後可能ですが、上記の理由で、長期制作者のお二人のみご自宅制作もされています。


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タイル時計 [Hisaさん]

オリジナルな絵をタイル時計に。(何個かめかの)
色もご自分で混ぜられ、スペインの色との微妙な中間色を作られています。
同じコバルトブルーという色でも、少し違うと、イメージが変わります。
たくさんのコバルトブルーから一色を選び、イメージを膨らませて、
制作しながら変わって行くのがいいです。
ラインを入れる仕上がりも素敵です。

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スペインタイルの作り方 [Hisaさん]

.18世紀の手法で、した絵作ります。
カーボン系を使わず、裏から描く、本場の手法です。
こうすることにより、下書きと、本番のラインとに少し違いが出るのがいい。
何度も何度もひっくり返して、写す作業は、本格的です。
タイル上で絵を描く、これが、pocoApocoのスペイン式アートタイルの製法です。
pocoriもバルセロナでやってましたです。


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タラベラ焼 プレート [Hisaさん]

タラベラ焼プレート(古典を自分流に)
ここでは、絵の具の固さ、柔さ(溶けやすさ)を、
体感して頂く、課題です。

技術では、ロクロで絵を描く。
デザインでは、古典を自分流に。(デザインシートは使わず、アタリのみ)

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pocoではおなじみの、裏面自由制作。
裏面とは思えない、両面使いのプレートの完成です!

食器用としてお使いになれますので、
ホームパーティでは裏面も見えるように、ふきんでふきふき、いたしましょう〜
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スペイン陶器絵 [Hisaさん]

ろくろで描く、スペインのお皿。
食器用イタリア製の顔料を使用。
古典のマジョリカの製法ですが、オランダの食器用デルフト釉を使います。
ロクロで、筆がひっかかり、なかなか、スムーズな円描きができません。

8年生、毎月2回連続継続のベテランさんなので、今回の課題には、多種の技を一気に入れ込みました。

まずは、ベース。
そして、顔料。同じ色でも、溶け方の違う(固さの違う)顔料を用意し、それぞれを想像しながら重ねます。
絵は、ほぼ、フリーハンド。自由に描いて頂きます。

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この顔料、イタリアから10年前に持ち帰った(ナイロン袋が破けて、ミラノの免税手続きで、悲しい気持ちになっていたあの時、、(笑)
大阪のみなさんに使ってもらえて嬉しいです。(ファエンツアで、私も、目からウロコの連続。日本の陶芸を思い出せた、そう、マジョリカ陶芸の本拠地の顔料です)

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タラベラ焼の作り方 [Hisaさん]

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カルボンで「アタリ(見当)」をつけます。

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ろくろを使って絵を描きます。
筆が全く進まないのですが、
食器用pocori特製のレモンで、下絵です。

スペインの陶芸は、タイルの歴史でもありますが、
さて、食器ではどうでしょうか。
スペイン陶芸の中でもかわいらしい古典のタラベラ焼。トルティーリャヒックリ返し皿を作ります。
ところが、スペインの18世紀古典タイル復刻用顔料は、有鉛顔料で、食器用には使えません。(飾り皿です)

ところが、さすがのイタリア、同じ、18世紀復刻用顔料でも、有鉛の飾り用(タイル用)と、無鉛の食器用顔料がきっちりと分けて作られていました。

注;日本の陶芸は全て食器用です。(「茶の湯」から発展した日本の陶器と、「建築絵画」として発展したスペインの陶芸文化の違いでしょう)
 
さて、良いとこどり「スペイン同様」の大阪pocoでは、
イタリアで買い付けて来た無鉛の食器用18世紀復刻用顔料と、
オランダデルフト食器用の「うわぐすり」(釉薬)と、
バルセロナ製(今は亡き、カレス社の顔料)を使って
食器にもなる、スペイン陶器を作ります。

注:スペインの文化は「良いとこどり文化」でもあります。イスラム、キリスト教、入り交じった文化。
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スペインタイルを飾ろう [Hisaさん]

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スペインタイルを飾ろう。
Hisakoさんの作品。
初心者の頃から、上級コースまでの作品。
お姉様へのプレゼントだそうです。素敵な出窓に、光いっぱい。スペインタイルの色つやが映えます。

初級時に、基礎からしっかり履修されており、
最近は、釉薬の種類も日本製の中性釉、固い釉、柔い釉、スペイン製の釉、イタリア製の絵の具なども使いこなされております。
8年目。最初はアーティストコース。 この3年間は、講師養成アートコースに自動編入のため、理論が入っています。(南船場クラスより)
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スペインタイルとブリティッシュタイル [Hisaさん]

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スペインタイルとは、
アラブの陶芸技法がヨーロッパへ入ったそのスタート。
なので、スペイン陶芸はヨーロッパ陶芸の母と呼ばれており、
また、
スペインの「陶芸」を語るには、「タイルの歴史から」。

はてさて、今回は19世紀のイギリス古典タイルの制作です。
もちろん、上級クラスのHisakoさん、
課題のあとは、てきぱきと、ご自分のオンリーワンなフレームを
フリーハンドで「ひっかき」ました。
一同、ブラボー!!!

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さて、このブリティッシュタイル。スペインの古典技法でもありますが、
日本名では白化粧カキオトし。 とか 三島手の種類とか。(日本の場合は韓国から)

古今東西。良い技法は伝わるんである。

ただし、土の種類や焼成温度の違いで、日本の陶芸とは「別もの」と思って頂けると、解りやすいです。
マジョリカ焼です。
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古典タイルづくり [Hisaさん]

スペインタイルの古典と同様に、中世イギリスでもタイルは盛ん。
土からこねて、圧縮製法。

制作されているうさぎと葉っぱは、ポルトガルや、イスラエルでもみかける図案。古典タイルを通して、中世ヨーロッパ、地中海へ思いをはせるのもロマンチックです。

Hisakoさん(8年生)作。

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スペインタイルアクセサリー編 [Hisaさん]

ミニミニじょうろ
想像を絶する
難しさに、おもわず、
   こぼれる笑み
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スペインタイル時計。作家わざ [Hisaさん]

Hisakoさんのスペインタイル時計。2作目。
超ベテランのHisaさん。
ついには、ご自分の技法を生み出しました!!

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絵画のような、ガラス絵のような、なんとも素敵なタイル時計に仕上がりました。

写真を写し忘れましたが、トールの木枠を探され、裏面の時計部分をご自身でカッティングされ、プレゼント用に完成です。

フントスというpocoApocoの技法をさらに、バージョンアップ。
絵画的表現がとても美しい。

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ここまでのHisaさんの制作歴は、
毎日文化センターにて、3〜4年。毎月2回欠かさず。Syoko先生と
次に千里丘の工房まで遠路はるばる。月1回を1年間。Maki先生とpocoと
南船場の現工房に入り、月2回(たまに3回)。Maki先生とKayo先生と
この2年ほど、pocoの厳しい基礎固めで講師養成過程を意識した技法に気を配って頂きご自身のデザインで。
基礎ー自由ー基礎ー発展ーご自身のテクニックへ
と、幅広く制作されてきました。
カルチャークラスでの回数がディプロマには換算されておりませんが、加算方法を考えなくてはとも思っています。





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スペインタイルでアクセサリー [Hisaさん]

Hisakoさんの制作。
赤土スペイン土でアクセサリーへのマケット。研究開始です。

hisakoさんは、以前にも、ご自宅制作で、スペイン白土(磁器質)での
アクセサリー制作も行われ、今回は土を変えてみました。

スペインタイル教室ですが、これは陶芸。土を変えると、釉も変わります。
膨張率にあわせて。

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星形、金彩メトロポリタンタイル [Hisaさん]

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専門コースでは、星形タイル生地(25cmぐらいの大判)。
Hisakoさんの構想半年、制作一ヶ月(8時間程度のはやわざ)で、
今回の作品展に受講者作品秀作として出品に間に合わせて頂きました。
デザインは、当初考えて来られていた、トルコ風から、ポップへと。
さらに、練り込み、古典が新しいと、イスラム調へ。
完璧なデザインです。
今後のpocoApoco専門課程の指針になる作品です。
金彩は、金ラスターです。pcoApocoで一年間研究し、出た初の色を使って頂きました。

この土台は、10数年前、メトロポリタン美術館に納品された
イスラム復刻タイルの生地です。
世界中のタイル工場で作れない、とても高度な施工用タイルの生地。なぜならば、角から割れてしまいやすいので、量産できたのは、日本の工場だけでした。しかも、お化粧品のファンデーションと同じ素材を使い、仕上げは手作業で、(手袋をはめた熟練者がなでてしあげます。)
そんな思いのこもった土台、pocoApocoの工房にも少しだけ(人数分程度)専門課程に進級された方用に、おとりおきしております。
土台は廃盤となっており、再注文はできません。

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金いろスペインタイル [Hisaさん]

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金色が出ました。
Hisakoさん8年生の作品
ちらっと掲載いたします。
続きは後日。
〜pocoApoco専門課程は6級から8級〜
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セビリアタイルの発展 [Hisaさん]

カルチャーコースから、8年目のHISAKOさん。
この一年、ご自分の「制作」の中に、pocoApoco講師養成で履修する、「課題」を意識的に取り入れて下さっています。
上級者になると、ガラス釉やマット釉、中間釉など、釉の固さや、「窯変釉織部系」(日本の釉独特)の変化を「体得」されており、制作にも生かされています。

デザインは、セビリアタイル風ですが、ご自分のオリジナル。

通常のセビリアタイルはちょっと図柄がイマイチ、と思われる方でも、こんな素敵な「セビリア風」なら、作ってみたくなりますね!!
仕上げに鏡を貼付けて、じゃ〜〜ん。こんな素敵なセビリアタイルはスペインでは売ってないですよ!(絶賛!!)

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イスラムタイル [Hisaさん]

メトロポリタンのタイルを使って。
約半年程、思案ののち、いよいよ取りかかられたhisakoさんの星形タイル。
さまざまなデザインを考え、吟味し、スタジオで、おまとめ。
さまざまな技法を体得された上級者だから出る発想です。
今回、工房で2時間で描きあげられたデザイン。古典を新しくアレンジです。
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メトロポリタンミュージアムに納品されたタイルたち。
日本の工場で作られていました。
その出荷後あまりのタイルををpocoApocoに託されて10年。
教室ではアーティストコースの専門コースで作って頂いています。
大きなサイズのこの形の内装用工業タイルは、日本以外では作れてないそうです。角からヒビが入り、製品にならないからです。さすが、日本のタイル産業は、世界一!
pocoApocoには、さまざまな種類のタイル生地が「ふぞろいな数」で存在します。アーティストコースの専門課程では、それらを使っていろんな自由制作を行ってもらっています。

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ファイアンスのペンダント [Hisaさん]

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Hisakoさんのペンダント。
マジョリカ土をこねて、たくさんのペンダントトップを作られました。
その中の一点!
数年前からアクセサリーのパーツ制作を研究されており、最初は豆タイルに穴をあけたものから(2008年頃)スタートされ、ついにはファイアンスと呼ばれる土からの成型です。
ファイアンスとは、エジプトの埋葬品の中にも出てくる古来の焼き物で、ガラスと高温陶芸の中間にあたります。それがマジョリカ焼き(ファイアンス)の土です。
エジプト埋葬品は、灰(焼成時につくもの)と、土自体溶けるとガラス質のトルコブルーになるその色でした。
大阪ファイアンスはこんな感じです。
http://spain-tile-poco.blog.so-net.ne.jp/2012-01-29
(数ヶ月前にできていたのですが、お写真UPが遅れました)
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タイル時計 制作中 [Hisaさん]

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Hisakoさんのタイル時計制作中。
丁寧に仕上げられ、ご自分でも混ぜ色テクニックで新タッチが出せました。
ヒミツはデルフト使い。焼き上がりはこちらより。↓  ↓
http://spain-tile-poco.blog.so-net.ne.jp/2012-07-02
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タイル時計 手作り [Hisaさん]

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Hisakoさん(8年生)のタイル時計。
フレームもご自分で探され、裏面には、ちゃんと時計サイズぴったりに、裏板をくりぬかれてお持ち頂きました。フレームはペイントされるそうです。(このままのナチュラルも素敵ですね)
Hisakoさんのオリジナルデザイン。8年生にもなられると、さまざまな技法を習得されているため、釉の中にもご自分で発見された新技も取り入れられています。

14番のピンクは、日本特有の色。スペインやイタリアではピンク系は弱く、くすんだ色か薄い色しかありません。釉作りに難しいからです。
また、同じ理由で茶色もアメ釉は日本製。
今回お使いになられた赤はバルセロナカレスの大人レッド(カレス社は会社自体がなくなりました)
コバルトは日本の九谷ブルー9色のうちからお選びいただいた瑠璃。
などなど。あたまがこんがらがりますが、8年かける月2回連続受講を継続されているHisakoさんならではの色使いです。
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トルコタイルから春のアートへ [Hisaさん]

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トルコタイル図案をスペインタイルの技法(アラブの陶芸技法)でイギリスな春色使い(日本の材料と、スペインの材料)
Hisakoさんの制作中。

「スペインタイル、マジョリカ焼」講座に2005年(毎日新聞社文化センター)よりご参加いただき、千里丘工房から、長堀の現スタジオへ。はや7年。この期間、月2回の制作を休まず継続制作していただいています。(千里丘時は交通の便が悪かったため、月1回)(現スタジに移行後は月2〜3回位)現在は月2お月謝コース(第二、四木曜午前クラス)のHisakoさん。(画家さんです)

ご自分のお教室の展示会なども担当され、「家ではまとまった時間がとれないので」と多忙な中、下書き以外はスタジオで集中して制作されています。
通常、このサイズ、この難易度の制作には8~12時間ほどかかるのですが,
hisakoさんは集中して半分ぐらいのお時間で仕上げて頂きました。長年制作の「コツ」を体得されていらっしゃるからでしょう。
一番のポイントは「色つかい」。上級者になると「知っている」色数が何倍にも増え、さらに、見た目と焼き上がりの色が違う物も多く、その中から制作しながら考えて行きます。Hisakoさんは独自のマジョリカ焼き制作ノートを作ってお造りになられており、7年間の「修行」いやいや、「制作」記録がバッチリ。アイディアが浮かんだら「ネタ帳」いやいや、「制作ノート」に。
また、自由制作が多いため、より技術や色も広がります。

ご自分のオリジナル作品もお得意で、アクセサリーから食器まで、マジョリカ焼の制作を成功。
カルチャーコースでしたが、最近は、より難易度をあげるため、また、「美術史」にふれるため、古典を基礎にしたアレンジにチャレンジされています。(講師養成コースと共通していますので、ディプロマに加算しています)

この8ヶ月、トルコ系からご自分の完全オリジナルを制作され、19世紀イギリス古典の色(織部)を組み合わされた前回の「Hisaチューリップ」から、今回は、春色を意識された、ティファニー系色使い。
焼き上がりが楽しみです。
(pocoのパステルグリーンをティファニーという名になった、その名付け親が木曜日のメンバーです(笑)

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結晶釉と窯変オリベをマジョリカで [Hisaさん]

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結晶釉と窯変オリベ(オリベA)を使って。
アクセサリーも素敵に出来上がりました。
Hisakoさん作。
甘い雰囲気のペンダントトップと、クラック(貫入)入りタイル。

ペンダントトップは、日本製マジョリカ土。
コースターは、磁器タイル生地。(お化粧のファンデーションと同じ素材)
日本製の上質素材と
一色;マドリードから送られて来た「イングリッシュグリーンのマット釉」

同じ日本製のシュガー結晶釉でも、ベース素材に寄って、また、厚みによってクラック(貫入)が、入ります。
マジョリカ土とかなり近い成分なので、土の場合は貫入ははいりません。
お化粧ファンデーションと同じ上質タイル生地では、厚みが深い場合や焼成方法に寄って、偶然に出る貫入です。

上級者のHisakoさんだからこそ、釉の性質を体得されているので、「ご自宅制作」でもこの技ができました。(通常レッスン時では、pocoがうんちく茶茶入れをしているはずなのですが(笑)
まず、タイル生地7.5角の中心に大きな面積でopaco(乳白)以外を均一にのせるのはかなり難しい。むらなくぷっくりとのせられたので、こんなに「おいしそう」なシュガー釉が出ました。

ちなみに、マジョリカ土とは、「ファイアンス」のことです。
その昔、私がバレンシアの工場地帯でウロウロしているときに、この土で成型されている工場の方とお話の中で、「バレンシアの白土はイギリスから粉を輸入して混ぜてるんだ」と教えてもらったのが、ヒントになっており、工業国のイギリスなら日本でもあるはずと、、、それから10年、今では、ほとんどの量産品は中国に移り、国内生産は非常に少なくなりましたが、日本では1960年代以降、アメリカを中心に輸出していた瀬戸の一大産業でもありました。
イギリスはスペインに下請けを出し、日本は中国に下請けを出す、マジョリカのベース。といったところでしょうか。
木節粘土やドロマイト(スペイン語ではドロミタ)、
または、
有田焼のように、天草とセリサイト などなどをミックスされた、量産品用の混ぜ土で、成形は通常の信楽土よりも難易度が高く、切れ(割れ)やすいのですが、
お料理上手なHisakoさんは、クッキーを作るように、素敵なアクセサリーを作ってくれています。
また、最古では、エジプトの埋葬品のペンダントトップで「ファイアンス」と書いてある「ガラス」も同質です。
材料学も深いですが、とにかく出来上がりが、かわいいですね〜♡
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はじめての窯出し [Hisaさん]

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アメリ風に。
今年のバージョンアップは、手作りペンダントの鎖部分。
皮素材使用の素敵なアイデアです!

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Hisakoさんの窯出しです。
熱々の時に、来て頂き、ご自分で窯から出して頂きました。
軍手がみあたらず、お持ちの手袋でっっ(汗っ)
とってもキレイ焼けました。
大量です。
通常、アクセサリーのクラスでは3個が限界。いや2個かな。
それを一気に13個絵付け。
別の日に13個一気に釉がけ。
アクセサリーは裏面も施釉するため、かなり慎重になります。
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食器のマジョリカ [Hisaさん]

一ヶ月ほど、amigos作品をupしていなかったので、一挙公開と行きたいところですが、作品お渡し済みの方から順に。
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Hisakoさんのプレート(お椀)が焼けました。全て、食器用マジョリカ(21世紀の顔料デス)と食器用デルフト釉(オランダの食器と同質の日本製:鉛も錫も悪い物は何も入っていません)ので、食器使いが可能です。

以前にアップしていたのは制作中のユーチューブ。
これを見たバルセロナのアトリエ仲間たちは(FaceBookで)驚愕、賞賛のメッセージを頂きました。
http://www.youtube.com/watch?v=ij7n1D5jh5o


http://spain-tile-poco.blog.so-net.ne.jp/2011-11-28-1

課題は:トルコ。+土からのマジョリカ
卒業後(同等レベル回数受講)後の制作です。
(レッスン途中の方で、マジョリカ土陶芸をされたい場合はディプロマにつきませんが、制作可能です)

まさかの穴開け。まさかの割れない。とっても扱いにくいマジョリカ土です。通常の陶土とは粘性が違い、生地が切れやすい(乾燥時や素焼き時に割れやすい)のです。 
タイル用にはたまに半磁器土を使っていましたが、今は、全部マジョリカに戻しました。



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土からの食器 イヤープレート [Hisaさん]

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Hisakoさんが、今年のイヤープレートに選ばれた作品は
トルコの古典。
土からこねて生地作り。
食器用の絵の具(イタリア製)を使って、
さて、どんな発色になるでしょうか。
(食器用には、全て安全な材料に変えています)
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ガウディ割りタイル [Hisaさん]

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表札にも使えるデザインです。
スペインのタイルから、アート作品に仕上がった!
先日のバルセロナレッスンを大阪で、
追加課題には「ガウディ割り」(Hisakoさんは、ずいぶん以前にガウディ割り課題を履修済みなので、話がはやかった!)

いままで使用していた日本製の生地とはずいぶん違う、荒い生地のスペイン製。
コントロールしずらいですが、それをよい味に仕上げるのは、さすがです。

現地でも、こんないい味のタイルは売ってません!!!
スペインのタイルを大阪でアートにしあげて頂きました。

スペイン製の釉は、透明とマットに別れており、ちょこっとだけ中間というのも売られていました。
さて、こちら大阪。poco釉は、白地基本の微妙な色合い。マットに出るか、クリスタルに出るか、そのときどきによって変わりますが、そこがいい!!

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絵画タイルde HISAKO [Hisaさん]

Hisako作。
スペインタイルも7年。しかも毎月2回しっかり休まずに制作されています。
常日頃は、「水彩画」を制作されていらっしゃるので、タイルではご自分の別の作品へとアイディア豊富に作られています。
さすが画家さんですね。

オリジナル大判タイル作品に、アイアンをコーキングで貼付けて、
仕上がりです!!(お待たせ致しました!)
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スペインタイル:バルセロナの教室を大阪で。 [Hisaさん]

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先日バルセロナの現地レッスンで行った課題を
今度は、大阪でやってみる事にしました。
日本製の安全な釉と、スペインの毒性の強い釉の両方使いです。
いつもと違った感覚に、びっくりなHisakoさん。さすが、上級者、たったの3時間でコツをつかめてきました。これにもびっくりです。

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さて、本日は、ハモンセラーノといちぢくのあわせ。
pocoは大好きで、レストランのメニューにあれば、必ずたべていました。
この上にさらに、オリーブオイルとクルミが乗っかれば、レストラン級なんですが。十分に脂っこかったので、オイルなしでいただきました。

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オンリーワンタイル シャガール HISA  [Hisaさん]

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Hisakoさん作(シャガールhisa)
日頃水彩画を制作されていらっしゃるHisakoさん。タイルでは大物制作が続いています。20cm作品は根気のいる作業。
シャガールの気持ちに沿って、描かれた優しい画風。
様々な技法とご自分での色出しで、シャガールhisaが出来ました。
アイアンフレームに入れて出来上がりです(アイアンはコーキング後に、poco帰国後の撮影でup致します)

****
さてスタジオでは、沖縄より1週間泊まり込み制作にいらっしゃっているMariさん(poco来2度目)にあわせ、集中講座を行っております。
このところ、pocoメンバーも入れ替わり立ち替わりで、「随行制作!』とばかりに参加頂きありがとうございます。
昨夜は、バルセロナ在住、サグラダファミリア市場で個展をされたAraiAtsukoさんが大阪(箕面市桜井市場Zone個展中)も参加頂き、
南船場、堺筋はビアライエターナ状態に、刺激いっぱいの夏です。
みなさん、終電には間に合いましたでしょうか。。。

「フイユルモア」パン屋さんタイルは、本日最終焼き、出国前にお渡しです(ブログアップはバルセロナより9月15日のオープン頃にはUPできますように!)

横浜より表札ご注文いただいたS様、窯出し後の発送を致します。

ご自宅施行タイルご注文のH様、バルセロナで案を練って、帰国後すぐに取りかかります。

***
窯は、明日、窯出しと、
最終は金夜の二連続焼成です。 本日までに乾いた作品より順に焼成中です。

***
スタジオは、連続9時10時まででしたが、25(木)は「夏の田中今子展」 開催中の「カフェネスト」にて19時より、レッツゴー
山村誠一(スティールパン)&中西エチオピア文彦(ギター)
大阪市中央区内久宝寺町2の7の12 要予約TEL/FAX 0667646380
のため、早じまいです。

また、金夜にお立ち寄りご予定の方は、確認の上、いらして下さいね。

出発までに、UPが出来ないかもしれませんので、連絡もかねさせて頂きました。

ではでは。

 
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シャガール調大判タイル [Hisaさん]

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Hisakoさん(自由制作コース:上級編)による
大判20cmタイル下絵です。
現物は大迫力!
2作品連続で大判タイルの制作にチャレンジ中。
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クッチャーラ(すぷーん) [Hisaさん]

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Hisakoさんのクッチャーラ(すぷーん)
デルフト、シュガー、オパコのホワイト系使用(全て日本製)
スプーンの生地も日本製です。
サイズはスペインのものとほぼ同じ。
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