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植木鉢 マジョリカ KAORU [KaoR植木鉢]

マジョリカ焼の植木鉢作家なんて、素敵っっ。
じゃ〜ん。と勢揃いしていただいた、KAORUさんのマジョリカ鉢セリア。
ご自身、お花の先生をされているため、鉢に対する思い入れも。
12個制作済み、2つはお友達へプレゼント済みだそうで、今回Diesマジョリカ鉢セリアを見せて頂きました。
すごい〜
Kaoruさんの夢は「5年後ぐらいに植木鉢作家デビュー」。
気に入った植木鉢を作りたいとのことです。
きっと叶う事でしょう。
そのKaoruさん談: 「作品ばかり作っていても伸びがないと思いました。もっといろんな技を平面から描いて、そのあとの発展で鉢にするほうが早いので、平面も鍛えます。」とのこと。「12個全て、実験制作!」素晴らしい。
了解です〜
pocoのスタジオの日本製 マジョリカopacoには、現在1,2,3,4と4種類それぞれの堅さ(クリーミー度合い)が出来ています。さらにスペイン製のopaco2種類、日本製シュガー。 それぞれのボトルに分けています。 今回のKaoruさんの最終作品は3番のopacoを使用。 その前が2番。
ボトルには、同じ配合で混ぜているのですが、それぞれに焼き上がりが微妙にかわっています。

kaomaseta.jpg
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マジョリカ焼 Maseta [KaoR植木鉢]

kaomaseta.jpg
熱くて素手では持てず、軍手で失礼。もう、そのぐらいに嬉しかった窯出し。熱くても、汗のしたたる写メールでKaoruさんに送信〜。
苦節んん年(笑)ついに、発色に成功した、ドイツの植木鉢にスペイン、バルセロナの顔料。Maseta de kaoru. スペインの植木鉢とは、Maseta!!
Kaoruさん。自由制作コース履修。あと2回で初心コース(=初級1)が修了されます。初心(初級1)と初級2では、技術的には制作内容を60回を見通し、どこかで基礎を補っていただき、中級の難易度へ備えますが、最初は、制作を好きになっていただくところから始めます。
初級1なので、マンガン系は使用せず(発色が難しいため)、ネグロで応用しています。(日本製:清水の黒顔料とデルフトを併せた状態または、バルセロナの黒。バルセロナの顔料は、それだけでは発色しにくく、日本のものと近いような使用感のです。)または、イタリア製の液体顔料を使用し、簡単にしています。

今回は自由制作コースですが、古典のタイル絵(全部)で装飾しました。
絵:スタジオの古典の本より。完全復刻。(18世紀)

制作の様子は動画でご覧になれます。↓
http://spain-tile-poco.blog.so-net.ne.jp/2010-08-25


kaomase2.jpg
前回の作品、左。デザインは当日着てこられたKaoruさんのスカート。制作には恐ろしく時間のかかった作品です。焼き上がりは、釉の縮みが想定以上でした。

右: ポルトガル古典デザイン。 作品としては、いい味ですが、kaoruさんの意図していた色味とはずいぶん違った焼き上がりとなりました。
生地の国が違った。。。
通常、スタジオでは、日本製かイタリア製の植木鉢で制作していますが、今回は、Kaoruさんの探してこられた「微妙にカタチの違う、ドイツ製」でやってみることにしました。(本当は生地の持ち込みは禁止ですが、実験工房ということで、自由制作コースの特別仕様です)
なかなか、ドイツ製は手強かった。ですが、ついに、ついに、完成!
とっても嬉しい窯出しでした。

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スペイン植木鉢MACETA-KAORU [KaoR植木鉢]

kaorumaceta.jpg
スペイン植木鉢!!MACETA de KAORU
焼き上がりました。
kaoruさんの植木鉢はこれでNo,3,No,4です。
あと2個、施釉済み、絵付け待ちあり。どんなフローレスになるでしょう〜

使用顔料はスペインの伝統色カルミンより。そのほか。
ビスコッチョは、左JP,右 IT=ROMAです。
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マジョリカ焼き 植木鉢 Kaoru [KaoR植木鉢]

kaovase2.jpg
Kaoruさん。(初級在)。
お友達のお誕生日に、おしりもかわいい、マジョリカの植木鉢です。
Kaoruさんは、植木鉢3作目。
今回は、
ドイツ製の植木鉢を素焼きし、施釉してみたら、釉がのらない(ような気がした)。
と、あわてて、日本製とイタリア製の植木鉢にもそれぞれチャレンジ。
いずれも、工房で素焼き しなおした「ビスク=ビスコッチョ=生地」です。
ところが、制作開始から4時間ぐらいたったところで、最初のドイツ製を片付け棚にのせようとされたところ、、、あら、不思議。ちゃんと釉の厚みがでていました。
いやはや、やっぱり、ちゃんとしている「ドイツ製」だわねえ〜と、工房一同、なぜか妙に納得しておりました。
kaovase1.jpg
デザインの元は、当日お召しになっていた素敵な「スカート」です。
スカートの上でパチリ。
写真下がドイツ製、イタリア製、日本製のそれぞれのビスコッチョ。

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マジョリカ植木鉢deKaoru [KaoR植木鉢]

kaorumaceta.jpg
焼き上がりは
kaohati.jpg
Kaoruさんのマジョリカ焼植木鉢です。
国を超えて、それぞれの古典を参考にフリーハンドペイントです。
ある程度描きたくなったら、トレースせずにフリーハンドで描きます。
トレースせずに、臨画という昔からの日本の近代デザインの手法です。
じっくりと観て、自分なりの線を引いてゆきます。
その線は、トレースでは味わえない、生き生きとした力強さが表現されます。

フリーハンド課題(セグンドクラス:2級時推奨)
 フリー1 パリの絵つけレッスン1 コバルト (コバルトマンガン)
 フリー2 パリの絵つけレッスン2 カルミン(マンガン)
 フリー3  パリの絵つけレッスン3  多色
から練習すると良いでしょう。必修ですので、パリ本の淡彩はがんばりましょう〜

 元々カルミンの色は、マンガンから作られた物だからです。現在では修復現場でも、すでに作られたカルミンを使いますが、昔はベースに含まれている素材(現在では使えない鉛や錫)とマンガンとの反応で現在の色になっていたかと想像できます。現物は、INAX常滑の博物館で実証されていました。

また、パリ本は、pocoricaが一ヶ月のパリ在時、絵つけ研修で教えて頂いた資料です。フランス語がわからないため、、という理由で貴重(笑)ですぞよ〜。





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マジョリカ焼き、うえきばち作家へ [KaoR植木鉢]

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Kaoruさん。植木鉢作家をめざす。その2
立体へのコパイバオイル使い。
次回まで3週時間が空くので、オイルの撥水状況が気になるところです。
さて、どうなることでしょう。
デザインは、セビリアーナス。
生地には、ローマ産(イタリア)と日本産を使用しますが、
今回の生地は日本産です。
同じ土も仕入れていますが、冬場は土を使うと冷たいので、当分生地で。

なお、現在スペインで大量に売られている「クエルダセカのスペインタイル」たちは、モロッコの下請け工場で、盛んに作られているとのこと。
ならば、遠く離れたニッポンで、それらをアレンジしモロッコに負けるな〜でしょう〜。

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グラナダ焼きde大阪編 [KaoR植木鉢]

スペインタイル、陶芸の「超有名」といえば、グラナダ焼。フラメンコのソウル。これがなきゃフラメンコは始まらない??
本日もMakyさん(上級クラス)の焼き上がりを、お持ち帰り。(ご本人の希望により、写真掲載は控えます)筆使いの美しさに、工房でご覧になった方は記憶にのこっていることでしょう〜。(上級になると、コブレのコントロールが出来ます。コバルトの鮮やかさ、薄さのコントロールが出来ます)

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大阪産グラナダ焼きシリーズ
左より:シグロ釉うすがけ(バレンシア)、オパコ釉薄くしかかからなかった(日本製)、シュガー釉厚がけ(日本製)

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マジョリカ焼植木鉢作家を目指す!!フローリスタのKAORUさんはアレンジフラワーの先生(お教室は某武庫之荘)でもあり、高校生のお嬢様と中学生の息子氏を持つ元日本画専攻の美大生。(みえへんみえへん。お嬢さんと姉妹のように思われるよ〜ん。現役の美大生みたいだよ〜ん。)
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日本製の植木鉢に彩色してみました。
釉:日本製マジョリカオパコ(英:オペーク)
顔料:バルセロナ製18世紀復刻用顔料コブレ(銅+なにか)、コバルト(コバルト+何か:日本の新ゴスに近い)
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Tomoko作。セグンドまでの課題グラナダ焼1を途中より独自の画風に変更。
北欧風?東欧風?なマジョリカ焼きに仕上がりました。
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KAYO作 グラナダ焼き復刻
ベースをシュガー(日本製)にかえると、コブレの発色が鮮やかになります。

3388534キャプション間違い。これ、グラナダ焼きです。
Kayo作:グラナダ焼き復刻の焼き上がり(バレンシア製シグロ)と
新作製作中。イタリア、ファエンツア製ROSSOをつかってみます。
pocoには「赤」でも産地によっていろんな赤があります。
「赤」って発色、陶芸ではとても難しい。
そして、それぞれ、下地の生地、マジョリカ釉の種類によって、発色も違ってきます。あなたのお気に入りの「赤」を工房で見つけましょう。
ちなみに、pocoが美大生のころ(日本)は「ナンテン赤」というビビットな赤を使っていました。最初、クラスでもそのナンテン赤を使用してみたのですが(当時良い赤に巡り会えなかったため。バレンシア産の赤は朱赤のため、もっと赤が出したかった。
焼成温度が違うため、マジョリカでは発色しにくいですが、稀に発色したこともありました。(あまりの確率の低さに、最近ではお蔵入りの顔料の「ひとつ」です)

それぞれベース釉を変えて。新作ではオランダデルフト釉をベースに描いています。




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