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スペインタイル茶でピンク色 [MaryMecさん]

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スペインタイル茶タイルには、ピンク色はありません。が、pocoApocoにはあります(笑)
スペインでは作られていない色。売ってないの。
スペインの色では物足りないpocoApocoでは、2000年より、基礎釉として登場している14番のピンクや19番のローズ、16番のローズ、17番サーモン、15番イチゴミルクなどが、スペインでは発色しない茶タイル用ピンクです。
しかも、無鉛なので、食器用に使用ができます。発色はスペイン製より難しいですが、基礎を学ばれると、日本製の方が扱いやすいです。

今回、Mariさんが、果敢にチャレンジ!見事発色に成功させました!!

Mariさん作。課題は日本式クエルダセカ、ガウディ割り2枚(ドメニクムンタネールの世界遺産タイル)と、 スペイン式クエルダセカ。
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スペインタイル世界遺産編 [MaryMecさん]

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Mariさん(沖縄より)の作品。(このシリーズあと2枚は、窯待ちです)
ガウディ割りと命名された(笑)この技法、今年解りましたが、ドメニクムンタネールのパラウデラムシカ(カタルーニャ音楽堂)のデザインタイルでした。
が、ドメニク割りは、定着しそうにないので、今後とも19世紀世界遺産タイル達はガウディ割りの選択課題の仲間ってことで。

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こちらが、パラウデラムシカ。(世界遺産)内部。
さて、バルセロナの建築物。なぜ、こんなにも、建築の学生や建築家が集まる街かと申しますと、アールヌーボー(仏語)建築の世界で一番多い街だからです。
一昨年の同居人は、韓国の建築家で8年バルセロナで建築を学び就職されたばかりの女性と、10年在のドイツ人のモザイクタイルショップを始められたタイルアーティスト、
昨年は、ドイツの建築の学生で、オランダに就職も決まっており、バルセロナの大学で建築のマスターを半年間取りにこられていた方。
という、夢のような同居人達でした。 集まるんだねえ〜
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スペインタイル色見本。大阪pocoApoco版 [MaryMecさん]

スペインタイルの現地絵の具は、鉛入りで、日本の陶芸では丸禁。そこで、pocoApocoでは初級時に、少し難易度は高いですが、日本製の無鉛食器用のポコポコ釉で訓練して行きます。食器にも使える鉛なし。この絵の具、帰国後すぐの1999,8月より、研究を続けて、瀬戸の研究所、絵の具工場で特注していただいておりましたが、今年より、日本のこの温度の生産は全て中国に移ったため、pocoの工房では、一生分の絵の具(一斗缶5本分のベース釉)で対応しています。
日本釉の扱いが慣れた頃に、スペイン製の有鉛釉を追加使用していただいております。というのは、日本製の絵の具は無鉛のため、きれいに乗せないと発色しません。デコボコのままの初心者でも発色の良いのはスペイン製。ただし、鉛の扱いを知らないと、体にも、自然にもよくありません。徐々に取り扱いを説明していきます。スペイン製の絵の具は、水道に流す事が出来ませんよ。お家制作の場合は、乾燥させて燃えないゴミに出しましょう。
 
さらに、日本製で鍛えると、遠くから見たときに作品の印象が違いますよ。

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HiromiさんとRyokoさんのカラーパレット。全て日本製。pocoの日本製の絵の具のうち、基礎的な色を初級で学びます。 色数はスペイン現地よりも多いです。
次に、スペイン製、こちらは、1999年以降、度ごとに集めた現地の材料。現在廃盤の色も揃っています。バレンシア、マドリー、バルセロナ製。
さらに、イタリア製、ポルトガル製、と、現地色をたいけんしていきます。

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マジョリカ焼き香炉 [MaryMecさん]

スペインタイル。マジョリカ焼香炉。Mari作
円による構成。
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今回より、スペイン製、白顔料を全員課題に。
昔は、スペインタイル用に白顔料が無く、イタリアまで買い出しに行かなくてはなりませんでしたが、(2004年当時)、あれから10年。スペインにもありました。(というか、今回も、私のつたないスペイン語力で、間違って購入した物が、白顔料でした(笑)。それから一年間、実験後、教室課題となった顔料。今回のMari作品にも入れこんで頂きました。 写真では解りづらいですが、実際は、ちゃんと「白」マジョリカでました。
赤も、新色の赤。こちらも、15年前には無かった色。
昨年購入し、一年研究後、教室でも使用可能になりました。(この赤は、Kaoruさんから使用して頂いていました、あの「赤」です)
元来、焼き物で「赤」の発色は難しく、大昔、ベネチアのガラス職人が、金指輪を炉内に間違って落としたところから、赤いガラスが生まれたとか。(といううわさ)。もちろん、現在は金を溶かしている訳ではありませんが(マジョリカの温度では)。(ただし、リヤドロ人形コースで使用している1240度焼成の磁器人形、あの液体顔料シリーズでは、現在の清水では、やはり、ピンク系の発色の場合、薄く金を塗り、ピンクに焼きます(日本の磁器職人の学友談)
さておき、2004年にイタリアで購入して来た赤と、同じ発色のスペイン製(スペイン製はタイル用で、食器不可)。イタリア製は食器用で鉛なし。美しい赤が出ました。
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スペインタイル制作(タイルテーブル) [MaryMecさん]

スペインタイルで21cmタイルテーブルを作ろうシリーズ。Mariさん作。
日本製基礎釉14番のピンクを、
大人っぽく使っています。
このサイズ、Keikoさん作品より、最近の課題に発展しました。みんな作ってみましょうね!
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色釉の苦節編。
日本製のピンクには、この14番のクール系(昔のクリスチャンディオール19番(笑)のピンクと、
日本の最高傑作顔料とも言われる、ローズピンク系の19番、16番、
もっと甘い17番サーモンピンク
15番のイチゴミルク
が、メインです。
特に、この14番は、2000年より、pocoApocoの基礎釉として、全員必修色でした。かわいらしすぎるということで、ローズピンク系に進化して行きました。
それを、大人っぽくアクセントに使用してくれたMariカラー。

トルコブルーは、もともと銅からできている色。今では顔料となり、この7番トルコは窯変しません。マジョリカ釉をベースに、清水焼の顔料15%〜8%で工房でも作っていました。

日本のピンク系顔料には、陶紫紅が14番系ですが、なぜか、マジョリカ釉との相性が悪く、変わった質感の釉になり、14番には発色しませんでしたが、瀬戸の研究所のおかげで、pocoApoco特性カラーとなっております。
南天赤は、温度の違いで発色しませんでした。

日本製の陶芸顔料は、マジョリカ焼き(筆)では、溶けず、使用で来ませんが(それは、日本の顔料は透明顔料だから、西洋顔料は不透明顔料だから)。逆に、マジョリカ釉の中に溶かし込む場合にのみ、清水焼の顔料は使用可能です。特に、ヒワ系は美しいですよっっ。そういえば、スペインにはない色が沢山ありますねっ。
日本の陶芸材料は食器用として発展して来たため、タイルでは、難しいですが、慣れてくると同じように使えます。
スペインのタイル用材料は食器用には不可、鉛を多く使うため、日本での作業はとても気をつかいます。日本の陶芸留学者は、あまり手を出さなかった派手派手色。(使っていたのは私ぐらいかしら(笑)。扱い方を知っていると、恐れる事はありませんが、知らなかったら、良くないです。とっても。

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マジョリカ焼きの香炉 [MaryMecさん]

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マジョリカ焼香炉。
Mari's World。とってもアンダルシアな風の吹くマジョリカ香炉。
こんな素敵な香炉、スペインでは見た事ない!
と、スペインの材料を大阪で、沖縄からのMariさん制作。
スペイン濃縮3日間。今回はアンダルシア系(笑)

スペインの焼き物は、「おしい」んである。なので、せっかく腕があるんだったら、もっとスペイン!もっとアンダルシアってな事で、素敵な「スペインタイルの素材」を使った「アンダルシア系」「スペイン以上」(だけど、スペインの作家さんが作ったのね)と、思わせるような、素敵な作品ができました。

セビリアのアルカサルのイメージと、小窓から差し込む光は、コルドバのメスキータを彷彿させます。

窯を途中であけて、入れ混み、お持ち帰りに間に合いました。
香炉立体マジョリカ制作は、3〜5級の課題です。
円を使った幾何学課題。
今回は難易度の高い、円周塗り。
表面は、後日Up致します。乞うご期待!

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おうちギャラリー Mariゴッホ [MaryMecさん]

Mariさん(沖縄県よりご参加)の
Mariゴッホ 完成の図。
おうちギャラリーに一作増えました。
お得意のモザイク、ガラスとあわせて素敵な作品に。
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作品のポイントは
1,2級でのポコポコタイルの習得には
1、ウンドゥーロ(一円玉の大きさ)
2、帯
3、曲線帯
4、発展(500円玉)
5、発展(円周)
です。
この作品は「自由制作」ですが、
すべて、課題にマッチしております。
背景のベタを無くして、スペインタイルの基礎を充実させたMariゴッホ。お見事です。

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ポルトガルタイル [MaryMecさん]

ポルトガル17世紀復刻コニンブリガより。
Mariさん作。(沖縄からの受講者)
故きを温ね新しきを知る
でも、
故きにしばられるでもなく、常に前進する。pocoApoco流儀です。
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アウトラインやメインの鳥、城はコニンブリガより。
全体の仕上がりは、Mariワールドです。

***
前回のポルトガルコンクール時に訪れたコニンブリガ焼。(ちなみに、昨年のコンクールは、CDromが届かず、数ヶ月後に送り返されてきました。アベーロ美術館からどうしたんだと、連絡があったのですが、たぶん、私の住所記載みすだったのでよう。。)
メインのお店のオーナーは、20年来いやもっとか「長野県」の陶芸家さんが若い頃からのお知り合いで、長野県にも旅行に行かれたって。その陶芸家さんが若い頃から、結婚、子どもさんの誕生まで、遠く離れたポルトガルとの交流を続けているとのこと。素敵なお話でした。
なので、pocoも、「陶工房」58号にこのお話を執筆致しました。
また、ご覧になって下さいね。
***
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沖縄スペインタイルMari's [MaryMecさん]

沖縄のMariさんより、額装ずみをメールで送って頂きました。
ご自宅をギャラリーのように、をコンセプトに
pocoApocoの「課題」もこんなにアートに仕上がりました。
ヨーロッパに行っても気に入ったタイルがない。なら、自分で作ろう。
フレームも気に入ったものがない。なら、自分で作ろう。
という、まさに、タイルアーティストさん。(タイラーと呼んでおります(笑)
こんなに素敵♡ 参りました。
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大阪でスペインの工房 [MaryMecさん]

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さて、昨日UPしました黄色いパスタ皿と同じ生地、バルセロナ工房においていた最後の一枚を手荷物で持ち帰り、大阪で待つ沖縄からやって来てくれたMariさんのバルセロナ工房のように作って頂きました。(私の帰国が、まさかの一週間遅れとなり、まりさんに一日遅れで大阪に到着してしまいました。。ごめんなさい。。おわびのパスタ皿生地持ち帰りでした。)

課題は「食器用使い」
黒ラインの濃度が難しい。
膨大な色の中から、色を決める。

黒が濃すぎると、溶けず2度焼を行いますが、4日間のうちに焼きまでを考えると、一発勝負がポイントになります。

バルセロナ工房より色数だけは豊富な大阪工房。今回使用する絵の具は21世紀の陶芸とも呼ばれている無毒の食器用。イタリア製の顔料(とっても地味な色)も多々あり。また、色に寄って濃度も違います。その中から色を決めて頂きます。

生地は、いつもの「ヨーロッパ磁器」ではなく、「マジョリカ土」。
私はこの秋に、この違いをようやく知ったぐらいで、リタさんの食器は「ヨーロッパ磁器」。大阪工房で使っているのは、そのヨーロッパ土と同質の日本製。とても軽いのが特徴。 他に扱いやすい清水焼の磁器を練習用に使ってもらっています。

今回、私もバルセロナで使用してきたのが、この「土もの」です。少し重いです。
他に、エンゴベとして、イギリス土 なるものも白くするために使っていました。

******うんちくコーナー*******

日本の土は高温、中温陶芸=マジョリカ焼きの材料の豊富なのがヨーロッパ。
日本では、瀬戸地区が「窯業=産業」として、世界一の発展を遂げましたが、現在は(特に震災以降)生産ラインは中温から高温に変わり、中温はすべて中国へ移ったようです。
中温陶芸の色に惹かれて(美大時代より)、ん〜じゅう年のpocoですが、日本で生産されなくなったのは残念です。(タイルも同じです。)



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ひわ釉使いのマジョリカ器 [MaryMecさん]

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mariさんの作品。
昨日の集合作品よりクローズアップ。
ひわ釉(日本製)食器用の無毒な釉で、色鮮やかに。
ひわ釉には2色あり、mariさんの「ひわ」釉は、新色の「ひわ」です。
(mayumiさんの「ひわ」も新色、みなさんどちらの「ひわ」かご確認願います。
トルコ釉との混色時に大きく変化します)

裏面は、透明感を重視したマジョリカ。スペイン製の有鉛顔料。

同じマジョリカ顔料に、イタリアで購入した
無鉛顔料もあります。(扱いは有鉛が簡単なので、無鉛は上級者向けです)

3連続でマジョリカ器(3点足つき和食器がヨーロピアンな「課題」をブログ掲載いたしましたが、これこそpocoApocoのみんな違ってみんな良い、それぞれの「課題」でした。重要点は、「曲面へのポコポコ」。これがポイント。大事です。)
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集中講座の焼成 [MaryMecさん]

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集中講座3日間
沖縄からご参加頂いているMARIさん。
今回台風で一日遅れのご参加。
二日目よるに窯。3日目にお持ち帰り頂けました。
課題作品と課題の発展による自由制作。
色使いがMARI流。
お部屋を彩るMariタイル達です。
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マジョリカ焼き  [MaryMecさん]

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沖縄のmariさんの作品。
先のマジョリカ焼きプレートと一緒に郵送しようと、ブログアップいたします。
スペインタイルには、アラブの陶芸技法がスペインに伝わりスペイン語で命名されたもの。クエルダと書いていますが、現地の発音は違います。バレンシアでの学生時代のノートには「フィールダフェファ」ってカタカナで書いていました(笑)。
さて、もうひとつ、これ。
スペイン発祥ですが、イタリアの陶芸技法として命名されたものがマヨリカ焼きで、英語表記ではマジョリカ。
言葉の発祥はおいとして、この技法、日本では「ゆじょうがんさい」といって、80年代から90年代の現代陶芸(美大生達)が結構やっていた裏技です。
さて、教室にもどりますが、スペインタイル教室としてのマジョリカ。pocoApocoでは初心、初級で行いますが、「スペインタイル」としては、ここまででオッケーです。あと、ベースの違いと発色の違い程度。
ただし、マジョリカは画家のための焼き物ですから、奥深い世界でもあります。
今回のMariさんの作品は、すっきりと、とても明るい発色になりました!ブラボー。
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スペイン陶器とイタリアマジョリカ焼 [MaryMecさん]

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スペイン陶器とイタリアマジョリカ。(ユーロ2012の決勝のよう(笑)
Mariさん(沖縄からの受講者)の初級修了ぐらい作品です。
イタリア食器のようなタッチはmariさんオリジナル。
スペイン陶器は、古典デザイン。
キケン赤は日本製とスペイン製の両方使い。どっちがどっちか、焼成後はわかりません。
日本製とスペイン製の材料を「色」という視点で自由に使われています。
現代バルセロナ的な色使いは、「あの、Mariのタイル屋敷」いやいや、「mari'sタイルミュージアム」にぴったりなお色です。
焼成が遅くなりましたが、折りをみて郵送いたしますね。

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スペインタイル集中講座 [MaryMecさん]

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ゴールデンウイーク、スペインタイル大阪4日間集中講座・30時間耐久制作(笑)が修了いたしました。
初日夜のスペインバルからぶっとばし一気にバルセロナ状態へ気分を高め、伴走制作のように入れ替わりでご参加頂いたpocoApocoAmigosのみなさま、ありがとうございました。(お泊まり組も2名ご参加頂きました)

作品紹介。沖縄からこんにちわ。
mariさん初心修了。
初心修了課題は中皿か2枚組タイルをおすすめしていますが、mariさんは前回来阪時に「大皿」のクエルダで修了(30回+通信過程3課題=20作品)。前回までの半年で初心修了です。(5セッション中1セッションの履修済み)

今回は、6時間、8時間X3日の計4日間滞在。
マジョリカ基礎のおさらい集中後、せっかく遠いところからいらして下さっているので、今回のメイン制作をフレーム入りで立派にする事に。技法は基礎充実の延長で、マジョリカ制作する事にしました。
スタジオにあったフレームにあわせてタイルカット、施釉と下準備から。
8時間制作で仕上がりました。
どのパーツをとってもかわいい。
Mariさんの大作です。フレームの隙間には、mariさんお得意のモザイクタイルで仕上げて頂く事になりました。 このまま、下板をマジックで塗り、枠中央に貼られるだけでも十分です!

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太陽大皿 MARI [MaryMecさん]

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Marikita;Mariさんの大皿、再焼成。
現代的なバルセロナのイメージな色使いはMariさん独特。とっても派手なのに、上品で、かつ大人っぽい。
素敵な大皿です。
ポコポコと、ぷっくり感も充分な「肉厚(笑)」大皿は、バルセロナの香りがします。
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ぽこぽこっとしたタイルや絵皿は、スペインの伝統産業で、現在でもアンダルシア地方で盛んに作られている商業用の陶芸です。
イタリアではポコポコしたタイルや陶器は見られません。(アラブの影響を受けなかったからです)現在のイタリアでも商品としては見た事がありません。
ポルトガルでは、古い時代のアラブの混じった建築物(教会の基礎部分、下の方にこのポコポコしたタイルは、貼られています)
スペインでは、いたるところの観光地には山盛りのこれらのポコポコしたタイルがスペインのシンボルとも言わんばかりに売られています。
現在のスペインのみで見られる「スペイン特有」の焼き物。それがポコポコした焼き物です。日本には、似た質感のものは、七宝焼として大昔から作られておりますが、陶芸ではありません。土の素材ではないので、制限も多く、大きく作るにはほとんど不可能。
スペインの伝統陶芸をそのまま大阪で、沖縄のmariさんがつくったという、とってもシュールな世界でした。
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スペインタイル講師養成コース初心修了 [MaryMecさん]




MARIさん遠方(沖縄!)よりの受講者。始まりは1年前の「表札づくり」。1年後に1週間の集中合宿。さらに2日間。3日間と連続泊まり込み制作で、半年で初心(プリメ­ラ)コース修了。
バルセロナの顔料と日本の安全な釉を使って
プリメラ修了課題は、2枚組か、絵皿(小)ですが、
「太陽1 イタリア:pocoオリジナル」を履修されていたため、課題でもある「太陽2:バルセロナ古典pocoオリジナル」を拡大。さらにmariオリジナルを入れて、
mariさんが選ばれたのは、絵皿特大!!!

絵の具を重ね、丁寧に「のせ」ていきました。帰りの飛行機間に合って良かったです。
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スペインタイル集中講座 [MaryMecさん]

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mariquitaさんは沖縄より、とっても南国からの大阪スペイン制作。二日目に窯をたき、三日目はスタジオ内ほかほかで(夏は暑いっっ)。バルセロナよりバルセロナの濃いスタジオでしたね。(南国讃岐のamandaさんも)

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mariquitaさんより「ロイズ 石垣島 島唐辛子クッキー」

そして、焼けました。
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じゃ〜ん。
バルセロナの海沿いのバルにでもはってあるようなワッペン(でかいっ)タイル。
バルセロナの海沿いには、当時から、現地では唯一だったビール専門バルがありましたっけ(高級なのにいつもバルセロナ民でいっぱいだった)そのバルに似合いそう。な、ちょこっとドイツ風なタイルですねっ。というのも、大阪の大山崎にはサントリーがあり、その美術館所蔵には18世紀頃のドイツ、スペイン、ポルトガルなどのビアマグがあります。なんとまあ、ドイツの当時のビアマグはバルセロナのタイル絵が描かれていたではありませんかっっ。イタリア経由かな〜

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こちらは、ご自宅宿題制作です。課題と課題の応用、自由制作の3点。
色使いがなんともmariquitaさん風。

mariquitaさんは、スペイン文化をこよなく愛する方。フラメンコ歴も10年。
(デシグアル情報は沖縄の方が大阪より早いし(笑)
加え、モザイクタイルも作られています。 ご自宅にタイルを張りたいのに、ヨーロッパ旅行先でも、気に入ったタイルになかなか出会えない。モザイクと組み合わせて、ガウディのグエル公園のようにご自宅を改造したい!との想いで、大阪まで通って来て下さっています。 ご自宅装飾が目的なmariquitaさんですが、しっかりと基礎や歴史も学びながら制作できる、講師養成コースで制作中です。
 **
宿題制作とは、通信教育にあたります。1作品で1ディプロマ。

mariquitaさんの過去の作品は↓こちらです。

http://www.facebook.com/poco.clase

http://www.facebook.com/media/set/?set=a.194929853935756.41707.193443434084398&type=1
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バルセロナ太陽 大皿 [MaryMecさん]

3日間の集中講座のうち2日間で制作された30cmの大皿。
太陽課題2の発展です。
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裏面:おなじみ完全フリー制作、初めて使う、バルセロナの濃い顔料。
(以前のangel課題1ではバレンシア18世紀顔料使い)
注:顔料は産地によって、強さや使用方法が違います。

大作を制作し終え、満足感いっぱいの、沖縄のmariquitaさん。
おつかれさまでした! 素敵な素敵な作品ができました。

窯は2日目にたいたので、この大皿は次回窯に入ります。
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ガウディタイルで表札 [MaryMecさん]

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ガウディ割り 課題 2011バージョンです。
Mariさん作。
沖縄からの受講者さんで、前回11月末制作時の修正です。
明後日から、3日間の集中にいらして下さるので、修正焼き間に合ってよかたです(というか、修正後のブログアップが、、)

pocoApocoのクラスは課題制のディプロマです。
もともと、pocoapocoはお教室というより完全なる工房。制作現場でした。
その元々は、毎月、月1〜2回ペースで強烈な回数行っていたpocoRiの展示会(販売中心)時に、期間中画廊に滞在しワークショプが主体。お教室というより、「制作」して頂いていた訳です。
なので、受講者さんたちも、今でも、ちゃんとディプロマは進行しているけれど、2周目(笑)とか、別に教室を持つとか、タイルを売って「稼ごう」系のメンバーではなく、自分の「制作」。じぶんちの張りたいタイルが「存在」しないので、自分で作れたらなあ(pocoApocoに注文せんどいてや〜)やら、もしかして、教室を開催できるようになるかしら、から、もしかして、タイル屋さんできるかしら、と思いながら作品を作っているワークショップ系なお教室でありまする。(といっても、しっかりと、NHKや毎日やカルチャーといったお教室で活躍して頂いていた講師陣もいらっしゃいますというか、無理にお願いして)
アート系タイルで、基礎しっかりっっ。きっと人に教えられるようになるには、それ相当の「知識」も必要だもの〜と、うんちくをたれるのであった。
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沖縄からゴッホタイル [MaryMecさん]

昨年、表札コラボレーション一日制作に来て頂き、
この夏に一週間泊まり込み制作ののち、
今回は一日集中講座。
遠方からの受講者には、通信講座も含めて、毎月制作に来られているようにご自宅制作課題を履修していただいています。(数年前に福岡からの受講者の履修案同様に)

今回、お持ち頂いた3課題。
pocoの基礎「区切りの学習」より2点をご自分で応用されました。
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さらに、もう一点は、課題に沿った自由制作で、
ゴッホを「帯の曲線」「帯の直線」で仕上げられました。
ぷっくり感がとっても良いです!!
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履修目標は
「ご自宅を自分の気に入ったタイルで装飾したい」、「自分の作品を作りたい」
 →アーティストコース、
  (アーティストコースはスタジオアートコラボレーション(上級)、
   スタジオワークショップと呼んだ方が正確か。日本語命名は難しい(笑)
そのためには
「基礎を固める」(全コース)
「いろんな古典タイルを学ぶ」(全コース)
そして、
将来、沖縄でスペイン仲間のお友達へタイル制作を教える(講師養成+アーティストコース)
という、通常のpocoApocoコース(笑)です。




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