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クエンカタイル古典 [土から。立体(食器)レリーフ]


こちらの作品はKayoさんが
アメリカの飛行場に併設されているギャラリーで
スペインクエンカ式タイルの展覧会に偶然出会ったタイルより
マキ先生の技術とともに、石膏から型を興し、
マジョリカ土で形をつくり、
色見本のように、作り上げました。

型興しの方法には、
1,直接石膏に彫り込む(簡易な型)と
2,アメリカの陶芸界で使用されているクレイガンを使用し、細〜〜い「より」を作り、その「より」で、より深く(古典の再現のため)表現する方法
などがあります。

今回の作品は「古典の再現」を念頭に、本格的な作家用のクレイガンを使用し、深い溝の型を作ることに成功しました。
また、修正には、こちらもアメリカ製の陶芸用カンナを使用し、土をおこしやすくしました。

見事な作品です!!

また、このようなクエンカ式(イスラム文化の古典クエルダセカ)は、当時、長いあいだイスラム(アラブ)の影響をうけていた(バスコダガマ以前かな)ポルトガルにも多く見られる様式です。


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