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シチリア島の伝統タイル [スペインタイル]

sitiriakao.jpg
こちらが、poco必修のシチリアタイル。
Kaoruさんの制作です。

焼き上がりの写真では(こちらは↑焼成前、制作途中)単にシチリア島の18世紀頃の古典を復刻しているようにも見えますが、技法はpoco製の特殊大阪製法(笑)。

さて、この技を制作していたら、自然と前ページのユーチューブでもご覧になった、「あの技」へと発展しました。

古典を学びながら、新しい制作へ!!スタジオでは、自由制作の割合がとても高いの。1~2回ごとに新作なるかしら?(笑)
シチリア島の古典とバルセロナの古典の共通点に気がついたのが2004年ごろ。バルセロナのセントロにあるジョセップアラガイの建築と巨大な絵タイルを写真に写し、それを美術館での教室展のDMにしあげていたとき、拡大していたら、愕然。
さかのぼる事数年。タイル教室を始めた頃、シチリア島に行かれた受講者さんから頂いた「写真」の中に、バルセロナのタイルと共通する絵柄を見つけたのだった。。。
以来、、2000年以降の受講者の皆様には「うっとおし」がられながらも、必修課題として「うんちく」とともに、制作していただいております。
タイルのしかも何十枚もの中の一部に共通する一カ所の図柄をみて、喜んでいるpocoでした。
たぶん、当時の領主が同じだったからでしょうね。

余談ですが、ナポリではバレンシア語が通じるらしい。
ということは、カタルーニャ語が南イタリアの方言なのか。。

ちなみに、バスク語はポルトガル語と共通しているらしいし。

言語も繋がるということは、タイルでもおんなじよね。ああ、芸術の秋でした。
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