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ソカラトから南フランスタイルへ [amandaさん]

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Amandaさん作のソカラトから
南フランスタイルの製法で、良い色が出ました。
なんとも素敵な大阪ソカラト。
土から成型し、工房完成まで2ヶ月。pocoApocoコラボレーションです。

ヘレスというアンダルシアの街にて、スペインタイル留学中の「作者」さんへのエールを込めて!

さて、焼き物の土からタイルづくりとは。

1、石膏型作り(3時間)
2、型乾燥 2週間
3、土入れ    
4、土乾燥(1週間)
5、削り
6、さらに乾燥(1週間)
7、素焼き
8、絵付け
9、絵付け後素焼き
10、施釉
11、数日乾燥
12、本焼き

という工程です。一枚の土からタイルを作るのに、軽く2〜3ヶ月というのが、ちゃんとした工程。日本の芸大、美大の陶芸学科の制作方法です。

ただし、この工程は、遠方からの受講者さんには日程的に無理ですし、ちいちゃな街中スタジオpocoApocoも物理的に厳しいので、
教室というより、陶芸作品を売って生計をたてている「陶芸家」の手法で、裏技を使って、制作してもらっています。

pocoコラボレーションとして、今回の「タイル教室」では、3番と8番を受講者に手がけてもらい、あとの作業は「工房」仕上げで作り上げました。(顔料が定着しないため、裏技で定着させて)

エンボスを入れても良かったですかね。
いずれにせよ。とても素敵なまろやかさ。 しっとり感がでました。 
使用顔料 スペイン製顔料、重金属
釉 食器用デルフト(日本製)
土 上級者はマジョリカ(ハイド)(スペイン土と同成分の日本製)ですが、切れやすいため、初級時には、慣れるまで、扱いやすい磁器土を使用していただいています。
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