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スペインタイル、マジョリカ焼の材料購入は [日々つれづれ]

スペインタイル、マジョリカ焼の材料購入のご質問があったので。

いとも簡単に美しい焼き物のできるマジョリカ焼。
日本の芸大生なぞが見たら、「奇跡や〜」と思う程でしょう。

一昔前まで、日本の陶芸も、専門家しか購入できないような、敷居の高い顔料屋さんでした。 お店に行っても、美大生ごときじゃ相手にされないのです。
専門の知識が必要だからです。
工芸の材料は、材料学を知らないと、恐ろしい。
簡単に発色するからといって、「絵の具」ではないのです。鉛やら、カドミウムやら。

各産地の窯業訓練校(職業訓練校)があり、そこを出た人が材料を買う。
また、日本では、10年間ぐらいの修行をふむので、その師匠から直伝される
という世界です。

なので、スペインでも、専門の「マニセス陶芸学校」など、スペインの中でもちゃんとした陶芸学校の材料学を学んだ人しか買えません。

ちなみに、マジョリカの顔料は、バルセロナ市内では、販売されなくなりました。

日本では、基本的に、マジョリカ焼は不可能なので、それに似た材料で研究しなくてはなりません。pocoは、たぶん、一生かかります(笑)

尚、スペインの陶芸学校(材料学、陶芸の化学のある)への入学は、「オモロガシオンティトゥロ」といって、在日スペイン大使館で、学位認証をうけてからの入試になります。 9月入試。申し込みはもっと早かった。学位認証は、スペイン大使館へ。

国内では、現在、大阪芸大陶芸学科へ入学も早道か。先生に、この温度の時代の方もいらっしゃいます。(作者によっては、各自温度が違うため、多少変わりますが、80年代の現代陶彫刻作家)

または、pocoApocoへ(笑)

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