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aqui'シチリア島 [Aquicさん 2005]


Akikoさん作
旅のタイルシリーズ?より、シチリア島。
古典をアレンジしたビエトリ工場のタイルより(ビエトリ氏はピカソに影響を受けた画家、イラストレータです。とってもステキ。pocoとの出会いは17年!きゃお。)そこからさらにAkikoアレンジで、クエルダセカに置き換えました。
釉は全て瀬戸釉使用。
マンガンのラインはバッホクビエルタ
イタリアの食用オイルと合わせたバルセロナのネグロです。
工房の特徴は、pocoのちゃちゃいれ。自由制作時にも「課題」が入ります。
今回は、ビーナスのほんのり紅さし。
マット釉の上からガラス釉を混色するとほんのり系が表現できます。
手や足にもほんのり。この技は、セグンド時に行う混色の次の段階です。


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響(きょう)

動きを感じさせる図柄ですね。
技量が高いのが感じられます。
素敵です。
今日は、リサイクルのブランドから、記事をつくりました。
一人歩きする物語についてはどうでしょう?
by 響(きょう) (2007-04-26 15:59) 

RIHO-2

スペインタイルって素敵ですね〜。
わたしもピカソ好きなので、この作品にとても惹かれました(^^)
スペインタイルというのは、なにでタイルに描いているのですか?
by RIHO-2 (2007-05-05 01:18) 

pocoApoco

響さん、RIHOさんコメントありがとうございます。
では、スペインタイルとはなんぞや!ですが。
スペインの古い「陶芸」なの。
で、正確には、「スペインのタイルと陶芸」ってところでしょうか。
スペインやイタリア、ヨーロッパ全土の陶芸家は、みんなタイルを焼いているの。日本の陶芸家がみんなお茶碗をつくるように、タイルなの。

日本でいう、七宝(ガラス)と陶芸の間のようなもので、七宝(ガラス)の色や質感を陶器に変えた感じです。
歴史は、古く、スペインがヨーロッパ陶芸の母(発祥)と言われていますが、それは、アラブの文化が混ざった唯一のヨーロッパだからでしょう。
アルハンブラ宮殿建立時に、スペイン語で命名された、イラン発祥の「技法」がクエルダセカといいます。
また、スペイン発祥でイタリアで命名されたものにはマジョリカ焼き。
日本の「陶芸界」では、両方を合わせて「マジョリカ焼き」と言われますが、私が「日本の芸大生だった頃」は、日本ではマジョリカ焼きが不可能といわれていました。(材料や、含有物の危険性と、日本の湿度に対する耐久性の問題で)
by pocoApoco (2007-05-08 21:20) 

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