SSブログ

四天王寺大学でのスペインタイル講座 [一日体験制作]

四天王寺大学でスペインタイル陶芸講座。このサイズでの講座にしようかと思ったのですが、終日コースだったので、みんながんばって、倍のサイズに変更!焼き上がりは後日掲載いたします。
なんとも、現場で決めるpocoApocoの講座らしいといえばらしいのですが、
今回の準備はかなり完璧に持ち込みました。
お題はイタリアタイル。(なぜなら、当時の南イタリアはバルセロナの領主が修めていたので、シチリア島のカルタジローネのマジョリカタイルの階段などは、時代によっては、バルセロナのタイルと同じデザイン、同じ材料なのだった)
デザインは、ファエンツア焼きの「メディティ家文様」と、「シチリア島のレモン」使用顔料は、バルセロナ産スペインタイル陶芸の絵の具18世紀復刻用でした。
受講者のみなさんは、始めは簡単!と「な〜んだあ。こんなもんなんや」といった空気でしたが、、2時間目が始まると「初めて体感するのせかただ〜」と、マジョリカ焼きの技にチャレンジ!!!さて、その授業内容は。。。(2日分の内容を1日で行った、夏休みスペシャルです)
1時間目:中世から伝わるマジョリカ焼きの図案つくり。
2時間目:施釉(現場で)。カルボンのせ、顔料のせ、仕上げ
折角だから、本場の作業を再現していただきました。(立派な陶芸工房設備の整っている四天王寺大学ならではの講座です《写真》)
これはバルセロナやシチリア島で行われている作業の一連です。
しっとりとした釉の上に顔料を「フレスコ画」のようにのせていくのは、初心者にはかなり難易度が高く、終日コースでも時間が足りなかったほどでした。
工房で乾燥後、本日窯に入ったので、3日後の窯出しとフレーム付け後に郵送いたします。
****
伊丹工芸センターでは、午前、午後ともに20名。満員御礼の夏休み講座でした。
マキさんと一緒にわいわい制作。
工芸センターはワークショップ形式で、子どもさん中心。タイルをガリガリ削り、つるつるに。次に、「図工」。「絵画指導」なクラスでした。焼き上がり写真は後日掲載します。

******さて、工房では、、、
8月の工房。平日はスペインタイルクラスと陶芸クラスが混在しています。
(注;スペインの工房はこのように、高温の陶芸クラスと中温のスペインタイルの絵の具を用いたクラスが一緒におこなっているんだよ。)
さて、今日は高温の窯出し。大きな作品がわんさか。一部を紹介します。

***
毎日文化センターのみなさんの作品も窯出し!

ラインにマンガンを入れて行く行程を学んでいます。


nice!(0)  コメント(0) 
共通テーマ:アート

nice! 0

コメント 0

コメントを書く

お名前:
URL:
コメント:
画像認証:
下の画像に表示されている文字を入力してください。

この広告は前回の更新から一定期間経過したブログに表示されています。更新すると自動で解除されます。