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タイル陶芸 potieM [名画タイル・組タイル]

まき先生指導のタイル 陶芸教室編。

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sugawaraさん作焼成まえ(陶芸歴15年、potieM工房歴5年)
いつも立体オブジェや食器を制作されていますが、今回は板もの(タイル)に挑戦。
図案は、スペインタイルpocoApoco昭子先生のおこしたウイリアムモリスより、
sugawaraさんが高温陶芸(信楽土)で。
さすがの陶芸歴、板状の土もそらずに生土の上からmaki先生秘伝のエンゴベ(化粧土のこと)で絵付け。
焼き上がりは中温マジョリカ(スペインやイタリアの陶器の焼成温度)とは違った
味のある高温焼成になることでしょう。 焼成が楽しみです。
陶芸のクラスは、生地成形→乾燥(かなり)→素焼き→施釉→本焼き と、
行程にそれぞれ「乾燥時間」が必要で、仕上がりまでタイルクラスより、長時間かかります。
(1作品2〜3ヶ月がざら)

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高温土(陶土)でもタイル(板もの)は上級者の技ですが、マジョリカ土は日本でいえば、磁器土の扱いが必要となり、土ものと違って、磁器ものは「切れ」やすく成形しにくさがあります。
発色はそれぞれに違った風合いが楽しめます。
成形しやすく、水分の吸収率も低いが、色味がくすんだり、タッチが「陶芸」になる高温陶土。
発色も良く、透明水彩のような表現ができるが、(画家の為の陶器といわれるほど)
水分吸収率も高く、成形もしにくいマジョリカ焼き。
それぞれです。 
なお、スペインの工房では、通常、両方の土、両方の温度が制作されています。
イタリアの工房はマジョリカのみ。
日本は通常高温のみで、もっと低温の上絵付け。
千里丘の工房は、スペイン流に両方が作れる工房です。
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DSCF5109b.jpg
Michikoさんのカップとmaki先生のたまご。
Michikoさん:工房歴2004年からスペインタイル講師養成講座を受講。昨年より、
金よるのpotieM陶芸クラスで陶器制作。絵付けもたくさん取り入れた制作をしています。


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コメント 2

りょうと花

はじめまして
どれも素敵な作品ですね
maki先生のたまごがとても気になります(笑)
by りょうと花 (2008-05-12 15:04) 

スペインタイル陶芸工房pocoApoco

このタマゴは、今週末、関大前のMeetWithAtrie展で販売されます。
お近くでしたら、覗きにきてくださいね!
DMはpocoのHPに。
by スペインタイル陶芸工房pocoApoco (2008-05-13 00:26) 

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