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マジョリカ焼成前 [どうぶつ、イラストタイル]

御堂筋ライトアップ
御堂筋ライトアップ。なにはともあれ、やっぱり嬉しいライトアップ。12月29日の夕刻。本町北側のビルなんぞ、全体が中からライトアップ。きっと、お休みなんだろうけれど、一瞬、うわっっ、会社の人どうしてんだろう〜って心配してしまいました。 なんだか、社会人文化祭みたいでウキウキです。(ライトの色が、色セロファンでがんばった、あの「文化祭カラー」っぽくて)

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TOMOKOさん 焼き上がり。ああ、かわいい。「カブトムシギター」
あれ?課題なんだっけ? アールヌーボーだったっけ?アールヌーボーからカブトムシ??はてな。
ネグロとアメ釉とキケンオレンジ。
指導は『バックをクエルダで切るように」
「キケンオレンジ使うのなら、黄緑と白も使ってみてね。」です。(ベルデビクトリアマテと、ベルデビクトリア使用)
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Toshieさん、5回目の受講。焼成前
バルセロナのラジョラスと呼ばれる釉上顔彩色=マジョリカ焼
前回の続きで仕上げと、次の製作中。
ベルデの使いに注目。 濃淡だけでなく、コブレやら混ざっていい感じ。きっと透明感が出る事でしょう。
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アマンダさん 3回目受講 焼成前
マジョリカ色見本(これは、イタリア、ファエンツアのやり方のpoco流。スペイン式は、バレンシア、バルセロナともに円形に配置せず、横型に描きます)。pocoApocoでは5〜6年前よりイタリアタイル方式の色見本を作ってもらっています。
と、
折角の施釉なので、練習に小さいコースター丸形での制作。にわとり(ガージョ)さん、ぞうさんもかわいい。
そういえば、バルセロナ市のマークには、ときどき、ゾウサンも登場していますね。
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AYUMIさん マケットがアートに。焼成前
色見本を作るのが高じて(3作目か4作目)
アンディウォーホールばりのタイルができました。完全フリーハンド!早業でした。 バックの「あずきいろ」は日本製の「織部」釉です。ちなみに、19世紀イギリスで作られていた中温用の織部と同様で逆輸入の日本製。(日本の織部とは温度が違います)
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CHIKAさん 焼成前 シグロディエシオチョ釉薬 グラナダ焼きにマンガンで味付け。
バルセロナの陶芸家のシゴトの一つに、18世紀の復刻という「公共事業」もあります。ヨーロッパ中どこでもだとおもいますが(イタリアにもポルトガルにもあったので)たぶん、現地の腕の良い職人の大きなシゴトなんだとおもいます。そのために、18世紀陶器、タイルの復刻用顔料が揃っているんですね。なにも、趣味で作られているのではなく、「ちゃんとした公共事業」のためのお仕事です。
なお、そういったシゴトは「レストラドール」というシゴトになり、コンクールで各会社が受注するんです。 その事業の中に、タイルが含まれていると、陶芸家にお呼びがかかるんですが、そのシゴトが出来る人は、5年前のバルセロナではたったの4人ということでした。
今では、ほとんど、「公共事業」が終了した感もあり、バルセロナのタイル絵つけ業界は打撃を受け、老舗の材料屋さんが店じまいという状態になっています。





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ruriy

色が鮮やかなタイル、素敵ですね。
今年はお世話になりました。 どうぞよいお年を~☆
by ruriy (2009-12-31 11:02) 

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