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マジョリカ焼 Maseta [KaoR植木鉢]

kaomaseta.jpg
熱くて素手では持てず、軍手で失礼。もう、そのぐらいに嬉しかった窯出し。熱くても、汗のしたたる写メールでKaoruさんに送信〜。
苦節んん年(笑)ついに、発色に成功した、ドイツの植木鉢にスペイン、バルセロナの顔料。Maseta de kaoru. スペインの植木鉢とは、Maseta!!
Kaoruさん。自由制作コース履修。あと2回で初心コース(=初級1)が修了されます。初心(初級1)と初級2では、技術的には制作内容を60回を見通し、どこかで基礎を補っていただき、中級の難易度へ備えますが、最初は、制作を好きになっていただくところから始めます。
初級1なので、マンガン系は使用せず(発色が難しいため)、ネグロで応用しています。(日本製:清水の黒顔料とデルフトを併せた状態または、バルセロナの黒。バルセロナの顔料は、それだけでは発色しにくく、日本のものと近いような使用感のです。)または、イタリア製の液体顔料を使用し、簡単にしています。

今回は自由制作コースですが、古典のタイル絵(全部)で装飾しました。
絵:スタジオの古典の本より。完全復刻。(18世紀)

制作の様子は動画でご覧になれます。↓
http://spain-tile-poco.blog.so-net.ne.jp/2010-08-25


kaomase2.jpg
前回の作品、左。デザインは当日着てこられたKaoruさんのスカート。制作には恐ろしく時間のかかった作品です。焼き上がりは、釉の縮みが想定以上でした。

右: ポルトガル古典デザイン。 作品としては、いい味ですが、kaoruさんの意図していた色味とはずいぶん違った焼き上がりとなりました。
生地の国が違った。。。
通常、スタジオでは、日本製かイタリア製の植木鉢で制作していますが、今回は、Kaoruさんの探してこられた「微妙にカタチの違う、ドイツ製」でやってみることにしました。(本当は生地の持ち込みは禁止ですが、実験工房ということで、自由制作コースの特別仕様です)
なかなか、ドイツ製は手強かった。ですが、ついに、ついに、完成!
とっても嬉しい窯出しでした。

*****
Kaoruさんは、お花のアレンジ教室をされているため、スペインタイル修了時には、ご自宅教室で、タイル教室も開催かと思いきや、「自由制作コース」で好きなもの作りに励んでいらっしゃいます。
こういった好きなもの作り手の方へは、卒業後に、2年間の講師養成補助レッスン実践版が受講でき(卒業生割引あり)、教えながらのレッスンで補えます。
また、逆に、通常コースの終了後に卒業生割引の専門コースで自由制作づくりも可能です。
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