トルコタイル教室のチューリップ [トルコタイル]
Atsumiさんの作品。初心コース
昨日のSayumiさんと同じ図案でも技法によって、全く違う作品に!
日本の陶芸では、いずれも、この温度の焼き物を「マジョリカ焼」と呼びます。
見た目は全く違うのですが、日本に最初にマジョリカ焼きが入って来た明治時代、そのマジョリカ焼きはイギリスの19世紀のもので、クエルダセカのような色釉で、しかも凹凸の作り方がちがっていました。 現在、クラスで作っているタイルは、同じマジョリカ焼きでも、正式にはイタリアのマジョリカが有名な「釉上顔彩」とクエルダセカに分けています。
水彩画のように見えるのですが、筆の運びは、まったく違います。水彩画は透明顔料。しかし、焼き物(タイル)の顔料は不透明顔料です。 フレスコやテンペラの質感が必要です。また、日本画とも共通する点もあります。色を混ぜずに重ねて描きますが、初心者では単色の濃淡で制作します。
2012-01-31 00:16
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