スペインタイル技法のポコポコ皿 [KaoRさん]
スペインタイル技法的ポコポコ皿(正確にはスペインタイル古典技法の習得練習技法を、アートの域に!(ややこしい(笑)
Kaoruさんの「課題」です。
(たくさんのマジョリカ花シリーズのタイルや、植木鉢は、ご自宅制作と言って、工房のディプロマポイント以外で制作していただいておるのですが、工房では、しっかり、基礎から「たたきあげ」されております)
さて、このお皿、マジョリカのエンボス技法でも博物館的作品になるスゴモノですが(以前Norikoさん履修にあまりの良さに課題になったもの)
2006年6月です。
今回は、Kaoruさんが、なんと、ポコポコ皿に。
最初からは無理です。
Kaoruさんは、以前に、コバルト抜き課題(お皿のふちを白抜きに、コバルト(瑠璃釉)でバックを)履修済み。
2010年10月です。
こんどは、瑠璃釉ではなく、コバルトで。
このコバルト、縮れや流れはおきませんが、色むらの激しいガラス釉です。
簡単でありながら難しい釉。
前回までは茶色タイルを制作されており、茶色タイルでは「ガラス釉」は、発色しないため、白生地ではここぞとばかり、ガラス釉つかいです。
ぷっくりとして、焼き上がりが目に浮かびます。
このように、どんどん進化しているpocoApocoの「課題」。
はい。自由制作ですが、ベースは古典。
古典が新しい。それがpocoApoco流です。
イラストなどの絵をタイルにするのは、混乱しそうでややこしい。ちゃんとした「体得」が、できるのも古典です。
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