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コンクール入選マジョリカ基本 [名画タイル・組タイル]


なにを語ろうpocoApoco2007
ここでは、マジョリカ焼き中級者のそれぞれの作品。どちらも素晴らしいです。
03~04年ごろの作品
中級者(といっても、カルチャーで2年、工房で1〜2年)だった当時のakikoさんが、工房初のコンクールに挑戦そして、見事に入選され、奈良県美術館で展示された時の様子です。
マジョリカ焼き(ソブレクビエルタ/西陶芸用語)はクエルダセカより、もしかしたら奥深いのかもしれません。
国によって、ソブレクビエルタの違いがあるからです。
この入選作品の場合、技法では筆をたてて顔料を置いて行く、
イタリア式のマジョリカ(フレスコ画技法使い)を実践しました。
また、バッホ(下の)釉によって、全く違った表現ができるのもソブレクビエルタの興味深いところです。
まろやかに仕上げる場合は下の作品に使用したマジョリカ釉
シャープに仕上げるときは、、と、いろんな状況に合わせたマジョリカ釉を使い分けます。
もちろん、中級までの受講者では、いろんな釉を体験することが先決で、
上級や修了の頃に、どんなマジョリカ釉をバッホクビエルタすればよいか体験的に理解できるようになります。
思い出しましたが、akoさんが受賞された展覧会に、私がイタリアから戻ってきた当日が最終日で、山盛りの顔料をかかえて帰ってきたため、関空から奈良県美まで行けなかった、、という悲しい出来事もありました。確か、3ヶ月間イタリアのファエンツアで制作されるという大学時代の恩師(教授)について、、私も現地集合と、折角だから、もう、行く事も無いと思っていたバルセロナにも(アリタリア航空だと同料金だったし)寄って、折角だから自分の作品も売ってもらおうかとか、、そんな感じで出かけてしまって、慣れない現地のネットカフェ(バルセロナピカソ美前のゴティコ地区にある斬新なネットカフェ、アーティストの終結している場所!)で、akiさんからの受賞の連絡をうけたのだったのかも、、それで、帰りに関空から立ち寄る事にしていたのに、ファエンツアで、偶然、18世紀の焼き物を再現するために使われている顔料と遭遇、、急遽買い込み、関空に到着したときは一歩も歩けないほどの重さを抱えていたのだった。  当時、まだ、アリタリアのゴールドカード(?)だったので超過荷物のキロ数が倍という恩恵もあって。。しかも、郵送に耐えられるような「包み」でもなく、梱包の時間んもなく、スーパーのナイロンブクロ状態の私はグッチ、プラダ、ビトンといった「免税手続き」の列の中に、一人、ナイロン袋抱え、、とても、「免税」なんて言えないような状況で、、しっぽまいて帰ってきたのだったわ!みなさん、陶芸顔料をイタリアで買うときは気をつけましょうね〜!免税手続きは恥ずかしくて無理です。、、


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