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9月の窯出し [どうぶつ、イラストタイル]


個人作品では

noriさん 
課題:日晒し亜麻仁使い。クビエルタトランスパレンテとMgの量。
生地面でのスポイド混色。ガラス系(この混色を学習済みは、kayoさん、syokoさんとnoriさん) 生地上混色の学習順番はオパコとトルコからはじめます。その前には、パレット上混色を履修します。
左上のホヌ部分がポイントです。
 
junkoさん初級。大きな面積と細かい部分の課題。バックは5分割にされています。
みんなやってるトルコ調フローラですが、やっぱり全員ちゃうねえ。

同じくjunkoさん。講師養成コースで基礎から学んでいます。
クエルダは、ガラス釉を5色。いつもの瀬戸釉とは違う載せ方。初心時に行わなくても良い課題ですが、そういえば、pocoの初期は全員やっていたなあ〜と、最近は初心からガラス釉を「体感」してもらっています。 苦労したかいがあっての作品です。
写真で見えるかしら?
同じ作品でも、材料の基礎釉が違います。
オパコ系マットと、ガラス系です。ガラス系は非常に載せにくいですね。
真ん中はjunkoさん作です。初心からガラス釉。きつかったねえ〜でも、きれいだねえ〜


machiさん中級リベンジのバルセローナ。お土産のチョコをみたpocoは、早速、課題:「区切りマジョリカ」で。ちゃんとその前の段階のクエルダのマジョリカも済みだったので。
さらに、中央には、クエルダ。マジョリカのクエルダです。ややこしい〜。
釉の課題は11番のガラス瀬戸釉アスール。
中級になると、デザインの課題と釉(材料)の課題もどんどん増えてきます。
ポイントには、ファエンツアのトルコ。

  
初級のikuさんは大きな面積が得意なので、ネグロを課題にしました。通常ネグロ使いは別課題を行いますが、ikuさんは飛ばせます。 左上の小さなタイル、キケンアカとネグロの横並びだったことと、アカの厚みが少ないことの2つの原因でブクがでましたが、修正可能です。(ちなみに、ネグロは、、コバルトとマンガンという重金属からできており、日本の陶芸では、大正黒とよばれる顔料です)なので、重金属の反応が横に響きます。ネグロは厚みも難しい色です。一度ネグロを置いた場所には、削っても他の色をおかないようにするといいです。


kaoriさん、ひさしぶりのマジョリカです。水彩画を画家のように描けるので、マジョリカの扱いを学習していくと、制作の伸びが良いので、このところ、基本固めをおこなっています。横のへなもんは、フントスの課題。


クエルダセカシチリアのakikoさん。細かいところが得意です。
今後、釉の特性の課題を入れて行ましょう。ラインは「酸化させたイタリアで売っていた濃度9°の濃いオリーブ」を今まで主に使っていましたが、今回は、亜麻仁1でやってみました。尚、上部のnorikoさんは亜麻仁2です。
(この夏かけて、pocoとmakiで徹底的に亜麻仁について研究済みですが、制作者の好みがポイントで、市販の調整油より、2種類を自分で調合する方向にしています。亜麻仁1の課題は、調整油。亜麻仁2は自力調合という違いです)

mさん作。細かいクエルダcomピンセルを初心より制作。すごい技ですね!釉の濃度がピンセル用と大クエルダ用の違いを体感しています。


michikoさんの作品。手焼きの生地に、アメリカとイタリアの絵の具で描いてみました。周囲に小さなタイルで囲むと華やかに。
つづく。次回は焼成済のフントス「へなもんタイルズ」の解説の予定です。(予定は未定)


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