マジョリカ de Toshie [Toshさん2009]
絵付け完了。今回約3時間弱
エンボスで起こした大まかなラインに沿って、フリーハンドで絵を描くような技法にしました。
一回目。約3時間弱
カルボン(木炭粉)を使わず、大まかなラインをエンボスでおこしました。
いずれも焼成前、です。
Toshieさんのマジョリカ。絵画もされており、ご自分で描かれた水彩画から、
図案を色鉛筆で起こされて制作です。
Toshieさんは2009年11月よりマジョリカを中心に制作されています。
今回で10回目なので、自由制作をいれてみました。(自由制作では、その制作者の「課題点=問題点」がみえてきますので、次回以降の「基本課題」(指導案)の方向性や順番がわかってきます。というわけで、pocoでは「自由制作」を重視しています。)
今までマジョリカは3時間弱で一枚制作というほぼ毎回仕上げを行っていましたが、今回からは一枚に少し時間をかけるフレスコ画のテクニックを入れています。フレームの顔料のせが、水彩画の紙の上に描くのとは、ずいぶん違うので苦心されたかと思います。
本格的な施釉も、はじめてやってみました。
制作時にネグロ系でラインを入れるか、コバルト系にするかの「チャチャ入れ」を言うてたあやしい方は、pocoの芸大時代の先生です。怪しいけれど怪しくないので、よいアドバイスをしてくれます。時々、時間つぶしに現れるので、みなさん、怖がらないでね〜
ご自分で描いてみたい方は、必ず、水彩絵の具で(固形がいいよ)、コットマン程度の中目の紙で描いてみましょう。マジョリカ制作時の「質感」が、いかに紙と違うかが体感できます。
(水彩固形は以前、NORIKOさんが持ってこられていた固形セットです)帰りに、画材屋さん(カワチ)でみてみてねっ。
用紙は、スタジオ近くの東洋紙業でいろいろ選べますよ。
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