クエルダセカ 課題 [絵皿]
amandaさんの作品(10回目の受講)
今回は、次回の絵タイルに挑戦したいとの希望のために、そのまえにやっておくと良い大きさのクエルダ制作をしていただくことにし、
課題より少し先に、セビリアシリーズに入りました。当初、15cmのタイルでの制作の予定が、お皿に変更。
両面の練習になるため、やってみました。
pocoの初心(30回)または初級(60回)でのクエルダセカ課題では、
自由制作のセビリア焼が入ります。
図案は古典より選びますが、このお花課題は、レイアウト不要のおすすめ課題です。色味がかわると全く違う個性的な作品になります。
タイル生地で制作される方は、クエルダの良い練習になります。その後、小さくして同じデザインでコンピンセルの課題にも進めます。
表面の課題では、この図案特有の「混ぜ釉」がありますが、AMANDAさんは、前回の花タイルで「混ぜ釉」の難しさを体験されたため、今回はパス。
代わりに、ガラス釉と顔料による「インテルメディオ」と(アメリカの現代陶芸技法)を取り入れました。
通常「インテルメディオ」では、緑系で行うのですが、希望によりライラックでチャレンジしてみました。
裏面には、マジョリカの練習。(プラトの方には、裏面自由課題と、
表面課題:曲面での図案化
裏面課題:デルフト釉掛け
が履修できます。
使用釉はデルフト。釉の厚みによって顔料の発色が変わります。
初心、初級時には、「釉の厚みによって、焼いてみて、顔料はどうなった?」を体験します。
同じ技法、同じデザインでも、卒業頃には、自分でコントロールできるようにもなります。
また、ラインを上書きすることによって、難易度も増し、ラインをバッホに描くことに寄って、もう一段難易度があがります。
分析してみると、かなりの「課題」の含まれた作品ですね〜〜。
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