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スペインタイルの材料。大阪南船場。 [日々つれづれ]

昨夜、10時帰宅したら、家に緑箱(バルセロナからの荷物)30kg2箱到着。
先に届いていた10キロ入りよりずいぶん遅れての到着でした。
粉がこぼれており、、、しかも鉛釉である。マスクかけて、大掃除。
10時から箱開ける事2時間。。
本日、工房にある程度持ち込み完了。
poconimotu.jpg
税関で開封された様子ですが、
「昨日まで使っていた感まんぱん」の
材料やら衣類やら本やらお土産やら。税金対象外でした。

昨年は、この倍は郵送したんで、マシかな。
さらに、昨年は飛行機が40Kgと、機内持ち込みが8kgと大袋で、空港で
「マダーム、バカンスですよね、こちらに住んでないですよね。シカタアリマセンネ」と、マダム風ふきあらし、なんとかセーフですが、住んでる人たちはかなりシビアで、空港で700ユーロ支払ったという輩もいらっしゃるとかで、ものすごく緊張してましたが、フリーパスでした。今年は手荷物少なかったので「マドモアゼル」呼びでした(笑)

使っていない材料だと、税金かかったりするんかもな。。それより持ち込みええんかいな。みんな、これ、使うときは、水道に流すなよ〜っっ。
陶芸知識なしでも簡単に作れるスペインの材料。だけど、ちゃんとお教え致しますね!(だいたいやなあ〜私が20歳の頃、先輩や教授達と頭をかかえていた鉛釉。芸大の陶芸学科ですら材料に敏感やのに、日本の絵付け産地(清水、九谷、瀬戸、伊万里など)は、何年か毎に大きく変わる日本の厳しい基準に、その度ごとに大変な苦労をされております。。。スペイン、無茶しよるわっ)ですが。

ところが、大阪南船場スペイタイル教室でも、簡単なスペインの鉛釉が大人気。あんまり使いたくないけれど。
pocoApocoは産地レベルの大量生産はできないし、鉛の怖さも扱いも十分知っているし、なんといってもメイン使用は日本製の材料だし。

使い方さえちゃんと押さえていたら、恐れる事は無い。ただ、鉛のことを知らなければならない(バルセロナのマルク氏より助言)に従い(ちなみに、バルセロナ工房では誰も、鉛釉を使用していませんでした。昨年からリタさんがタイル制作に私の置いて帰った材料を使いだした程度です)。 まあいっかと、昨年持ち帰り分とあわせて、そろそろ大阪でも「体に悪いスペインの材料だけれど、信じられない程簡単につくれる」を使いましょうか。(ちなみにバレンシアのコインロッカー荷物預かり所では、鉛入りの釉は有毒だからと、預かってもらえない事件がありました。産地のバレンシアでです。60キロいや80キロ分。参った。この話は昨年のレポートに。)
もちろん、日本製のちゃんとした釉は、扱いが難しいけれど、日本製材料を克服していれば、スペイン製はもっと簡単に「ちゃんと」つくれます。
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さて、日本の材料。どんだけ大変かって、
昨年仕入れた一斗缶5缶。全部移し替え完了かと思いきや、まだ、後一つのこってました。とほほ。。この写真が4缶目。
DSCF4211yuu.jpg
DSCF4214yuu.jpg
ittoJPG.jpg
こちら、入れ替えに2時間。(以前に缶からプラケースへ入れ替えも腰が、、きつかった)
(一斗缶からプラケースに。プラケースから2リットルボトルへ)
家から工房へ、工房から家へ。
材料の「重さ」との戦いは98年よりずっと継続中です。
「センセ、痩せたんちゃう?」
「あ、一斗缶入れ替えしとったから、腰フッテてん。。」
「・・・・(>o<)」

日本の釉は鉛ではなく、アルカリ系。手袋はめてはいるものの、一斗缶2缶分で、ただいま指紋がすべすべに(笑)あ、土も20キロ程もんだけど。
それで、ipadでのタッチがうまくいかないです。iphoneは大丈夫。
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