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スペインタイル色見本。大阪pocoApoco版 [MaryMecさん]

スペインタイルの現地絵の具は、鉛入りで、日本の陶芸では丸禁。そこで、pocoApocoでは初級時に、少し難易度は高いですが、日本製の無鉛食器用のポコポコ釉で訓練して行きます。食器にも使える鉛なし。この絵の具、帰国後すぐの1999,8月より、研究を続けて、瀬戸の研究所、絵の具工場で特注していただいておりましたが、今年より、日本のこの温度の生産は全て中国に移ったため、pocoの工房では、一生分の絵の具(一斗缶5本分のベース釉)で対応しています。
日本釉の扱いが慣れた頃に、スペイン製の有鉛釉を追加使用していただいております。というのは、日本製の絵の具は無鉛のため、きれいに乗せないと発色しません。デコボコのままの初心者でも発色の良いのはスペイン製。ただし、鉛の扱いを知らないと、体にも、自然にもよくありません。徐々に取り扱いを説明していきます。スペイン製の絵の具は、水道に流す事が出来ませんよ。お家制作の場合は、乾燥させて燃えないゴミに出しましょう。
 
さらに、日本製で鍛えると、遠くから見たときに作品の印象が違いますよ。

DSCF5134iro.jpg

HiromiさんとRyokoさんのカラーパレット。全て日本製。pocoの日本製の絵の具のうち、基礎的な色を初級で学びます。 色数はスペイン現地よりも多いです。
次に、スペイン製、こちらは、1999年以降、度ごとに集めた現地の材料。現在廃盤の色も揃っています。バレンシア、マドリー、バルセロナ製。
さらに、イタリア製、ポルトガル製、と、現地色をたいけんしていきます。

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