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スペインタイル表札、看板への道 [店舗看板タイル]

初級クラス2(セグンド)在のTomokoさん。
静岡県よりの愛知県で、スペインタイルの看板屋さん件作家を目指す。
焼き上がりましたので、まとめて、再UPいたします。

使用釉:瀬戸コバルト9番、新ベルデ(窯変織部系A),(窯変織部系B), 窯変飴釉、窯変シュガー、ローズピンク すべてpoco特製の日本釉。(19世紀イギリス復刻用釉薬)日本製なので、毒素が少なく焼成中、製作中も体に悪くなく「しんどく」なりません(鉛なし、フリット)。今回の釉は上級色のため、発色が安定せず、その特徴をよく知らないと使えません。Tomoさんは「初回」より使用し、ここまで釉のコントロールができましした。
顔料は、スペイン(バルセロナとバレンシア)、イタリア

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まず、中のマジョリカ。こちらは、一枚もので、マジョリカの課題でした。(黄色と青とネグロを使用したアンティークタイル。こちらは、充分に何度か行っている為、安定した色出しです。)
文字を浮かせる彫り込みを(エンゴベクラスの時に履修)行い、アンティークな技法を入れたところで、、、ふむふむ、TOMOKOさんは2枚と希望されましたが、poco的には1.5のバランスや〜と、、急遽移行。
完了かと思いきや、今度はTOMOKOさんが、バックに赤を入れたいと、(まだ、こちらの色はやり始めですが)全体が仕上がり、、
焼き上がりに、pocoがフレームタイル作ろうか(単純に棒状で)、、と
それから数ヶ月、ついに。
一日目、タイルカット
「えっ、20cmですか?」「はい。製図してきました」「えっ、タイルカットの経験薄いのでは?」「3回はカットしました」「無理やで〜20cm切りは」
と、問答後、ほぼ3時間かけて、タイルカットが終了。長辺22.4cmそりゃしんどいわ。

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お家に外壁施行するため、「家族会議」も済まされ、
poco課題でもある「旅に出たらそのタイル」ということで、年明け旅行のトルコ編。(なぜかトルコブームなpocoです)
トルコのチューリップに、前回の課題でシマ猫柄に挑戦されたときの
あのシマ。を、有効的に活用されました。
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二日目は5時間の制作。

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技法はセグンド、色は上級色(日本製:織部)使用。
二日目は下書きから始め、5時間後にはほぼ20cm正方の面積をクエルダ完了。

途中、東京で行って来たばかりという「土偶展」の話やら、
pocoが行って来たばかりの福岡の博物館での「ポンペイ展」
Amigoとのポンペイ(現場)の話や
来週Toshieさんが行かれる、京都の「カルタゴ展」の話から、
pocoがバルセロナ在のときに行ってきたローマ遺跡やら
話はとび〜
それらのエッセンスを充分に加えたTOMOKO表札ができました。

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資料をチェックし、制作せいさく。

この日は、時間差で、4名が4名とも、準備していたレッスン以外の「とんでもないこと制作」に、これまた一時も気が抜けないハラハラどきどきのpocoでしたが、とても興味深い制作でした。
しまった、突然のどんなことにも対応できるように、なんとかスタジオを整頓しなくっちゃっっ。
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