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表札タイル 串あげ香花Kyoka [スペインタイル表札]

先日お伝えしました、Hiroko@さんのお店、くしあげ香花Kyoka
看板用の3枚組大作がしあがりました。
お店のオープンに向けて発送。
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このマジョリカ焼は、普通の技だけでなく、ちょっとしたpocoApoco技が入って、おみやげスペインタイルではなく、美術館にあるイタリアタイルのようなアンティーク仕上げのため、一枚の制作に4~6時間。表札部分は7時間以上かかりました。それを3枚。

pocoApocoは「教室」風でありますが、制作主体の工房の中でのワークショップ(制作と指導)なんです。ricaの日本で最初の個展時1999年より
http://www002.upp.so-net.ne.jp/SpainTilePocopo/ricapro/bcn_sou99.htm
よく、お手本通りにしないといけないんですか?と問い合わせがあるのですが、ちゃうんです。お手本は本物の資料、膨大な本。それをいかに「作品」にひっぱていくかがポイントなんです。もちろん、日本でいう教室的に、そのまま使える型紙は作りきれないほどたくさん揃っていますので、そのまま使われてもOK.でも、みなさんが、それ以上の作品が「相乗効果」でできるようになる工房です。
今回のこの作品もそういうコンセプトで、仕上げて頂きました。

デザインは、バルセロナ、サンタマリアデルマール教会からピカソ美へ向かった角。pocoが住んでいたあのc/la secaから出たところにある、老舗のシャンパンやさん。
どなたか、行かれる時には、あ〜、こんなとこに、pocoが「潜んでたんだ」ってクスクスしてきてくださいね。

そこの2枚組タイルと、もっと古〜〜い10枚組ぐらいのタイルから一枚を参考にしました。スペインタイルの絵柄のようで、しあがりは、イタリアでもなく、ちょうどフランスタイルという感じです。(pocoでは過去10年間に3名チャレンジャーがいましたが、全員仕上がりは全く違いました。とても同じもと絵とはおもえないほどの違いです)
フレームには、ポルトガルの陶芸美術館にあるお皿のフレームを参考にアレンジしました。
木とタイルを合わせると、湿度の高い場所だとタイルが割れてしまった事があったので(日本は湿度が高い。スペインはお風呂場に黴びない、pocoの髪の毛がストレートになるほど乾燥している)(また、そのときは4枚組の大物だったのだけれど)今回は額縁入れ。これは、pocoの一番最初から使っているMDF材のpoco特注。MDF材は縮まないため、貼付けに都合がいいの。額縁だとどうしても絵が切れてしまうのですが、これだと、作品の全面が隠れる事なく貼付けられます。
4枚組だとスペインタイルテーブルのトップにも。


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