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グラナダ焼きde大阪編 [KaoR植木鉢]

スペインタイル、陶芸の「超有名」といえば、グラナダ焼。フラメンコのソウル。これがなきゃフラメンコは始まらない??
本日もMakyさん(上級クラス)の焼き上がりを、お持ち帰り。(ご本人の希望により、写真掲載は控えます)筆使いの美しさに、工房でご覧になった方は記憶にのこっていることでしょう〜。(上級になると、コブレのコントロールが出来ます。コバルトの鮮やかさ、薄さのコントロールが出来ます)

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大阪産グラナダ焼きシリーズ
左より:シグロ釉うすがけ(バレンシア)、オパコ釉薄くしかかからなかった(日本製)、シュガー釉厚がけ(日本製)

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マジョリカ焼植木鉢作家を目指す!!フローリスタのKAORUさんはアレンジフラワーの先生(お教室は某武庫之荘)でもあり、高校生のお嬢様と中学生の息子氏を持つ元日本画専攻の美大生。(みえへんみえへん。お嬢さんと姉妹のように思われるよ〜ん。現役の美大生みたいだよ〜ん。)
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日本製の植木鉢に彩色してみました。
釉:日本製マジョリカオパコ(英:オペーク)
顔料:バルセロナ製18世紀復刻用顔料コブレ(銅+なにか)、コバルト(コバルト+何か:日本の新ゴスに近い)
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Tomoko作。セグンドまでの課題グラナダ焼1を途中より独自の画風に変更。
北欧風?東欧風?なマジョリカ焼きに仕上がりました。
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KAYO作 グラナダ焼き復刻
ベースをシュガー(日本製)にかえると、コブレの発色が鮮やかになります。

3388534キャプション間違い。これ、グラナダ焼きです。
Kayo作:グラナダ焼き復刻の焼き上がり(バレンシア製シグロ)と
新作製作中。イタリア、ファエンツア製ROSSOをつかってみます。
pocoには「赤」でも産地によっていろんな赤があります。
「赤」って発色、陶芸ではとても難しい。
そして、それぞれ、下地の生地、マジョリカ釉の種類によって、発色も違ってきます。あなたのお気に入りの「赤」を工房で見つけましょう。
ちなみに、pocoが美大生のころ(日本)は「ナンテン赤」というビビットな赤を使っていました。最初、クラスでもそのナンテン赤を使用してみたのですが(当時良い赤に巡り会えなかったため。バレンシア産の赤は朱赤のため、もっと赤が出したかった。
焼成温度が違うため、マジョリカでは発色しにくいですが、稀に発色したこともありました。(あまりの確率の低さに、最近ではお蔵入りの顔料の「ひとつ」です)

それぞれベース釉を変えて。新作ではオランダデルフト釉をベースに描いています。




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gyaro

筆づかいというのは、昔っから不得意な分野です^^;
色使いとかも素晴らしいですね☆
by gyaro (2009-12-06 03:55) 

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