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ガウディタイル バルセロナ編 [Aquicさん 2005]

DSCF8507akigau.jpg
AKIKOさんのガウディタイル。バルセロナ編。
数年前まで、バルセロナで販売されていたガウディタイルを
ガラパゴス的発展の大阪ぽこあぽこスペインタイル編では、
現地のものより、もっとレベルの高い作品になってゆきました。
そのひとつ、ガウディ割りと呼んでいるガウディカット。
DSCF8660aki.jpg
Akikoさんは2003年5月生。今年でなんと10年修了です。(月4時間)
最近ではAkiko技法がpocoApoco参考作品になることも多々あります。
今回もブラボーな一作です。
当初、大人数が一同で製作するナビオ教室では、オイルはイタリア製の9度と、濃いエクストラバージンを使用。(二年寝かして酸化させたもの)それを、清水焼(京都)用のマンガンと白玉をあわせ、練って、まるであやしい「軟膏」のうように、OLバックの中から取り出し(各自で作る)ラインをひいておりました。
最近はリッチになって、あまに油なんぞ(食用にもいけるらしい、Noriko談)使っております。
今回の作品は、オイルなし。10年前のpocoApocoのクラスで開発された(笑)技で、焼き上がりが博物館級になるすぐれものです。(なぜなら昔は電気窯なんぞない灰かぶりの窯で焼成していたので、その成分に近づけています)

スペインタイルというお土産タイルとちゃうで〜。です。バルセロナで10年作品を販売して頂いていたわたしが言うんやから間違いなし(笑)です(今だから、エラソーに言ってるけど、ほんとは、めっちゃハラハラドキドキの倒れそうになりながらの納品でしたが(笑)。
どうすれば、高級に、高品質になるか、素敵な作品を作って頂けるかの10年間でした。大阪でせっかく作って頂く「教室」なんだから、良い物を作ってもらいたいと、いろいろやってまいりました。
オイルラインが上手にできすぎると、きれいすぎて、安物っぽくなっちゃうんだよ。(スペインのタイルや焼き物は驚く程安価です。そのなかで10倍〜15倍の価値のあるタイルなどもミュージアムショップにはちゃんと売っているのです。)
ちなみにpocoricaの作品の皿もので現地80から150ユーロ。しかも完売。どうだ!ってしょぼい(笑)画家とはちゃうから焼き物では現地の平均の7倍だったんだよっっ。快挙でした。(もちろん、飛行機代は赤字ですが(笑)
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