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スペインタイル制作(タイルテーブル) [MaryMecさん]

スペインタイルで21cmタイルテーブルを作ろうシリーズ。Mariさん作。
日本製基礎釉14番のピンクを、
大人っぽく使っています。
このサイズ、Keikoさん作品より、最近の課題に発展しました。みんな作ってみましょうね!
DSCF5096mari.jpg
DSC01362mari.jpg

色釉の苦節編。
日本製のピンクには、この14番のクール系(昔のクリスチャンディオール19番(笑)のピンクと、
日本の最高傑作顔料とも言われる、ローズピンク系の19番、16番、
もっと甘い17番サーモンピンク
15番のイチゴミルク
が、メインです。
特に、この14番は、2000年より、pocoApocoの基礎釉として、全員必修色でした。かわいらしすぎるということで、ローズピンク系に進化して行きました。
それを、大人っぽくアクセントに使用してくれたMariカラー。

トルコブルーは、もともと銅からできている色。今では顔料となり、この7番トルコは窯変しません。マジョリカ釉をベースに、清水焼の顔料15%〜8%で工房でも作っていました。

日本のピンク系顔料には、陶紫紅が14番系ですが、なぜか、マジョリカ釉との相性が悪く、変わった質感の釉になり、14番には発色しませんでしたが、瀬戸の研究所のおかげで、pocoApoco特性カラーとなっております。
南天赤は、温度の違いで発色しませんでした。

日本製の陶芸顔料は、マジョリカ焼き(筆)では、溶けず、使用で来ませんが(それは、日本の顔料は透明顔料だから、西洋顔料は不透明顔料だから)。逆に、マジョリカ釉の中に溶かし込む場合にのみ、清水焼の顔料は使用可能です。特に、ヒワ系は美しいですよっっ。そういえば、スペインにはない色が沢山ありますねっ。
日本の陶芸材料は食器用として発展して来たため、タイルでは、難しいですが、慣れてくると同じように使えます。
スペインのタイル用材料は食器用には不可、鉛を多く使うため、日本での作業はとても気をつかいます。日本の陶芸留学者は、あまり手を出さなかった派手派手色。(使っていたのは私ぐらいかしら(笑)。扱い方を知っていると、恐れる事はありませんが、知らなかったら、良くないです。とっても。

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