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パラウデラムシカのコンサートとスペインタイル [KaoRさん]

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パリからバルセロナ入りされたKaoさん、25年ぶりのスペインです。
パラウデラムシカのコンサートも堪能。
世界遺産の中で鑑賞したフラメンコ。なんとも不思議な世界でした。
大阪教室での制作も、パラウデラムシカです。

タイル生地から、手でこねて、素焼きして、全部手作りタイルです。

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本日のおやつ、ハモンセラーノ
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Kaoruさんのフラワーアレンジを頂きました。素敵なブーケです。♡
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おまけ。
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アールヌーボータイル [KaoRさん]

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スペインのクエンカ方式を、大阪風におしゃれな? イギリスアールヌーボータイルに仕上げます。
土タイルをつくり
石膏を抜き
彫り込み
成型
素焼
そして
今回の施釉です。


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長いみちのりの一番楽しい部分でしょう。
石膏取りタイルはとても大変ですが、彫りまで行うと、ようやくタイルとはなんぞやって、解る。 言葉じゃなくて、体感していただきましょう。
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スペインタイル土から作ろう [KaoRさん]

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陶芸経験者のKaoruさん、道理で、きくもみ巧い!
空気を抜いて、水分を均一に。

ところが、マジョリカ土は、土とはいえ、高温陶芸(日本の陶芸)では、釉薬になる「かたまり」です。
ややこしいですが、ある温度で土も釉に。
エジプトの埋葬品、ペンダントは、この土を少し高めで焼いたガラス。博物館では「ファイアンス」と、表記されておりました。
私も最初、バルセロナの工房で、間違って焼き全てガラス状になった、初めての体験でしたが、なるほど〜 きれいな水色に溶けるのです。完全にガラス化する土。それがマジョリカ土です。
うんちくは、さておき、
ポコポコぬいていきましょう。

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イギリス古典タイル [KaoRさん]

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2週目です。

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Kaoさんのイギリス古典タイル。
1週目、土からこねて、エンゴベ
2週目 削り
3週目 削り

素焼き待ちです。

古典タイルの作り方は、大学時代の陶芸基礎の作り方とは全く違う製法です。ヨーロッパと日本の陶芸の基礎の違いかな。

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バルセロナ陶器 [KaoRさん]

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Kaoruさんのバルセロナスプーン。

食器用の日本の釉を使いました。
日本の釉は、食器用に作られているため、焼成温度が若干高く、すなわち、固い釉です。 固い釉だと、厚みのムラが釉化(ガラス状になること)ために、スペインの釉より、かなりの技術が要求されますが、遠くから見ると、ガラスの発色がスペイン製よりも強く、美しい印象が違います。

生地は、バルセロナの工場で作ってもらったスプーン。pocoが帰国直前に焼き上がり、手荷物の紙袋に入るだけ持ち帰ったものです。
今までのバレンシア製とは違い、若干「強い」生地です。バルセロナで作られ、南フランスからパリの作家さんたちへも輸出されている生地で、今回、私との関わりで、日本へも関わるのは嬉しいと喜んで下さいました。
社長さんは、陶芸家でもある女性で、お母様は有名な画家。華麗なる一族的でしたよ。

pocoApocoは、独自の教室です。
オンリーワンなのは、私の使う材料を、みなさんにお分けし、作って頂くという、作家の工房での教室だからです。

私の作品で、バルセロナで販売して頂いていた作品には、日本製の生地も使っていました(日本で作られて、アメリカへ輸出されていた「スペイン陶器」の元)ですが、この15年、年々作る工場がへり、東北震災後、最後に残っていた工場も、中国へ移転してしまいました。

帰国後15年間pocoriの作品の手助けをして頂いていた工場です。

なので、一昨年より、バルセロナの工場と契約し、バルセロナで作ってもらっています。
釉薬も同じ。日本の瀬戸地区では、輸出用の「スペインタイル釉」と同じ輝きを持つ、日本製食器も使える釉を作る工場がたくさんありました。それも15年前ごろから急激にへり、こちらも一昨年より、高温釉のみになりました。なので、pocoriは一生分買い込んだ訳ですが、 時を同じく、スペインでもようやく安全性の高い食器用が数色ではじめていました(2年前に発見)。 しかも、現地教室をおこなうために、多色必要。しかも、一色につき1キロ売りしかないというバルセロナの事情。なので、一昨年100キロ、昨年80キロの重量ぶんの材料を郵送するハメにおちいりました。
教室でも、色や、用途によって、いろんな国、いろんな材料を使って頂いています。
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花束とスペインタイル [KaoRさん]

Kaoruさんの制作。

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ご自宅制作のマジョリカ植木鉢。(焼成前)
Kaoruさんの植木鉢や、花タイルシリーズは、ご自宅制作。ディプロマなしで、家でレッスンを自力で研究するという設定。なので、制作作品数は、卒業ディプロマ以上になっておりますが(笑)

今回は、追い込み制作で、7月の心斎橋駅ギャラリー展に出品準備に、お花も植えようと、作戦を練って頂いています。
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ご自宅でフラワーアレンジメントの先生をされてらっしゃるKaoruさん、本日は午前中のクラスで教えて来られたと、素敵な花束を頂きました。

こんな素敵なお花たち、見た事ない!
kaoruさんの手にかかると、これまたマジックです。

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と、こばらもすいたところで、
お菓子タイムは、おなじみRitaさんの食器と、和菓子(ベタの(笑)で。
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「鶴の子」とも似合う、イタリアン食器♡
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こちらは、長崎の「かす巻」です。

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バルセロナの陶器 さじおき [KaoRさん]

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Kaoruさんのさじ置き、裏面。

本日の材料はバルセロナ製です。しかも、pocoApoco特注ですよ〜。制作工場に頼み込んで、帰国直前に焼き上がり、梱包する間もなく。。

スプーンは、郵送したら割れたことがあったため、厳重に梱包せねばならず、間に合わず、手持ちで、持ち帰りました。

裏面の絵の具は、バルセロナの老舗、カレス制を、pocoで調合しなおした絵の具です。
マジョリカの絵の具は固い柔いがあり、教室でお使い頂いている顔料は、中間。一番使いやすいシリーズです。
他に柔いイタリア製。
固いバルセロナ 、カレス。
と、あり、それぞれに、使い方が違います。

表面は、食器用にも使えるように、日本製の鉛なしを使いました。
発色は難しいですが、食器に使えます。

陶芸の材料。日本では鉛の基準が厳しいため、食器用の材料ばかりです。
アメリカも基準が日本同様に厳しいです。
さて、イタリアでは、食器用の顔料と、装飾用の顔料に別れています。
スペインのマジョリカ顔料はタイルなどの装飾用のため、また、私たちが使用している18世紀復刻タイル用絵の具のため、食器用には使えません。

今回のバルセロナ カレスの顔料は、食器用。そのままでは溶けません。(バルセロナのリタさんも同じ意見)ですが、そこは、日本の陶芸学科卒のpocori, 混ぜて使えるようになりました。

溶解度が違い、それぞれに描く時の、筆の延びもちがいます。
発色が違います。
上級者になると、いろんな絵の具を体得していただいています。
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マジョリカタイル さくら [KaoRさん]

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スケッチ資料はiphoneで確認

ブログアップは前後しておりますが、
Kaoruさんのマジョリカ焼。
ご自宅制作。
いままでも、ものすごい枚数を焼き上げています。
月2枚をご自宅制作で、数年。。
マジョリカ焼は、薄く色をのせても発色する顔料。
不透明顔料なので、よく発色します。
  逆に、日本の陶芸顔料は「透明顔料」のため、濃く載せないと発色しないのです。
中世の焼き物の復刻のための顔料を使い、ご自分の作品へ。長い道のりですが、楽しいです。
ここまで繊細な「マジョリカ焼」は、ヨーロッパの美術館でも見た事がありません。
ブラボーです。


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スペインタイル 技法。イスラミック皿 と、植木鉢 [KaoRさん]

Kaoruさん作。
課題、コバルト抜き課題2
イスラミック皿を白抜きで制作。

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***こちら、ご自宅制作の植木鉢。大物です。
植木鉢は2度焼成します。

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スペインタイル技法のポコポコ皿  [KaoRさん]

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スペインタイル技法的ポコポコ皿(正確にはスペインタイル古典技法の習得練習技法を、アートの域に!(ややこしい(笑)
Kaoruさんの「課題」です。
 (たくさんのマジョリカ花シリーズのタイルや、植木鉢は、ご自宅制作と言って、工房のディプロマポイント以外で制作していただいておるのですが、工房では、しっかり、基礎から「たたきあげ」されております)

さて、このお皿、マジョリカのエンボス技法でも博物館的作品になるスゴモノですが(以前Norikoさん履修にあまりの良さに課題になったもの)
2006年6月です。



今回は、Kaoruさんが、なんと、ポコポコ皿に。
最初からは無理です。
Kaoruさんは、以前に、コバルト抜き課題(お皿のふちを白抜きに、コバルト(瑠璃釉)でバックを)履修済み。
2010年10月です。
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こんどは、瑠璃釉ではなく、コバルトで。
このコバルト、縮れや流れはおきませんが、色むらの激しいガラス釉です。
簡単でありながら難しい釉。
前回までは茶色タイルを制作されており、茶色タイルでは「ガラス釉」は、発色しないため、白生地ではここぞとばかり、ガラス釉つかいです。

ぷっくりとして、焼き上がりが目に浮かびます。

このように、どんどん進化しているpocoApocoの「課題」。
はい。自由制作ですが、ベースは古典。
古典が新しい。それがpocoApoco流です。
イラストなどの絵をタイルにするのは、混乱しそうでややこしい。ちゃんとした「体得」が、できるのも古典です。

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バラ タイル [KaoRさん]

スペインタイルの技法で、スペインの顔料で、
ご自分の作品を研究されているKaoruさんのご自宅制作作品です。
今日は、花束を持って来て下さいました。とってもきれい。ありがとうございます。

今回は、葉っぱの緑の部分に注目! 写真では表現しにくいです。(写真だと、こうなって、こう描いているんだなって)
実際は、筆のタッチが感じられない細かさです。

ご心配なく、こちらは、スペインタイルではありません。スペインにはないタッチ。Kaoruタイルです。 スペイン人も驚く、スペインの材料で、こんなに描けるの!と、いったところ。 スペインの一般的なタイルは2層+縁取り程度。バルセロナの世界遺産サンパウ病院内壁では、画家の腕がアカデミック教育を受けたタッチなので、様子は変わりますが。
 8層以上に重ねて、窯で色を出すKaoruさんの作風です。 絵の具はパレットで混ぜると濁るからです。 単色で重ねます。

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マジョリカタイル チューリップ [KaoRさん]

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マジョリカ焼きのチューリップ。
Kaoruさんのご自宅制作。
教室では「課題」の制作で新しい作品を作られているため、ご自身の制作として、お持ち帰り制作を初められて2年(3年かしら)。
真っ白ベースにこだわって。
pocoApocoのタイル生地は、白を出すために、お化粧品のファンデーションの素材を焼いてかためた磁器質ベース。釉は食器用の中性質のオパコ。(トランスパレンテとオパコの中間にあたる質感です)茶色タイルには発色しない白です。
使用顔料は18世紀復刻タイル用のスペイン製です。(有鉛)
これを、無鉛のイタリア製で描くとまた、ひと味違います。
また、ベースをマジョリカ土とデルフト釉でもずいぶん変わりますが、3級在のKaoruさんは、一つの組み合わせにこだわって、色を研究されつづけています。

最初は生花を工房に持って来て描いて頂いておりましたが、10cm角に4〜5時間かけられるため、次回にそのお花が変化してしまったため、施釉を特訓し、小さいタイルから。その後、15cmにチャレンジされ、最初の1年目は15cmサイズに3日間かけて描き込まれていましたが、この作品から、すっと描けるようになられたとか。
奥深いマジョリカです。素材だけでも順列組み合わせでたくさんっっ。さらに、顔料の載せ方、描き方。 これこそ絵画であり、工芸です。  もちろん、紙に描くのも、紙の種類、絵の具の種類と無数にありますが、マジョリカ焼きの場合、最後はどうしても「窯」。「窯で描く」絵画です。

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スペインタイルガウディ割り [KaoRさん]

モデルニズモ(アールヌーボー)建築の世界で一番多い街、バルセロナ。
アントニオガウディも有名だが、ここバルセロナにはpocoriがもっとも好きな建築家ドメニクムンタネール。ドメニクの建築物には、たくさんのタイルが使われている。
さて、世界遺産パラウデラムシカのモザイクタイルをもとに、pocoApoco課題ガウディ割りをKaoruさんだと、こうなった。
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組絵タイル kaoru [KaoRさん]

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KAORUさんの組絵タイル2(順を追って1、2と制作済み)
今回は前回とは違う技も入っています。
さらに、使用釉は、日本の織部系4色。青は日本の瑠璃とマットなアスール。
窯変も出ました。
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タイル表札 お花編 [KaoRさん]

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タイル表札のデザインにも応用できる
新技法の誕生(笑)
Kaoruさんのパステルチョーク使いその3プラスです。
微妙な色合いが素敵です。
パステルチョーク技法3と、Ayumi技法を混ぜた新ワザです。
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パステル タイル [KaoRさん]

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Kaoruさんのパステルタイルです。
透明感があって、かわいい。
pocoのパステルタイル課題1では
パステル+デルフト
+ガラス色釉。 8番や5番の日本釉とスペインガラス
+opaco
です。パステル課題2、3、4と続く。。。
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右がパステル1の課題の技法
左がパステル2の課題の技法。
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こちら、先日の表札タイルにもなっていた鳥猫タイルズ(東急ハンズ用)ですが、こちらも、パステル3,4,5あたりの課題の技法です。
いずれもpocoApocoがバルセロナで作り、販売用にいろいろと実験した中で生まれたpocoワザです。バルセロナで販売されたからスペインタイル(笑)だけれど、スペイン古典のタイル技法ではありませんデス。

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こちらもパステル使い。福ハ内って、ちょっと早いか。。。

マジョリカ焼きのどうぶつたちはMakiさんの作品です。
スタジオで販売しています。
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パステルチョークタイル [KaoRさん]

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パステルチョークで南フランス風タイルの制作。
Hirokoさん、JUNKOさん、Hisakoさん、Kaoruさん。
pocoApoco技法(笑)です。
もともとは、レッスン用のスペインの古典タイルの技法ではなく、
pocoがその昔、バルセロナで販売し始めた頃の1998年ごろに"開発”した製法で、たぶん、南フランスだと、こうなるだろうな〜。と。
その後、日本では、「東急ハンズ」江坂での「手作り教室」の看板タイルにもなったあの技法です。
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子どもタイル教室用に使って頂いていたので、
その後、3歳児の制作にもやってみました。
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子ども絵タイルの表札作り時にも使っています。
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